新潟県中越地震

2007.07.16

またもや新潟で大地震、原発は大丈夫か?

 またもや大地震。なんてことだ。
 発生直後、新潟県小千谷市の実家に一度だけ電話がつながったが、誰も出ない。たぶん避難しているんだろう。実家の父親の携帯は番号が変わったとかで、聞き漏らしていた。何度も教えてもらおうとしたんだが、そのたびに、数字が読めない、出し方がわからない、字が小さくて読めない、もちろん覚えているわけがない…orz。
 こんなふうになっていないことを祈る。

 今回の地震は柏崎が震源地らしいから、距離もあることだし、たぶん前回ほどの大事にはいたっていないでしょう。田んぼや水路の亀裂とか、道路の状況とか、心配なことはあるにはあるが…。それにしても、新潟の人たちには同情してしまう。なんということだろう。

 今回の地震で最も心配なのは、柏崎刈羽原子力発電所だ。自動停止しているはずの3号機から黒鉛が上がっているとの報道があった。確かに、モクモクと黒鉛が上がっている。

 早く現状を発表して欲しい。何がどうなっていても、下手に隠し立てすることなく、きちんと余すところなく伝えて欲しい。判断は、住民それぞれがするはずだ。報道もそこらへん、突っ込んでくれ。今回の地震ではこれが一番重要だ。何もなければ良いが……。

 追記
 午前11時20分ころ、小千谷の実家と連絡が取れた。ケガもなく、家屋の傷みもなく、とりあえず無事な模様。田畑については、検査してみないとわからない。
 家族全員で海に向かっていたとき、来迎寺あたりで地震に遭遇した。前回の大地震に匹敵するくらいの揺れで、すぐに引き返したとのこと。帰宅するまでの道路に亀裂や陥没は無かった。
 原発も変電施設の火災で、放射能漏れなどは無い模様。

 良かった。ホッとしています。実家の父親から、携帯電話の番号を聞きだして電話を切りました。

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2005.01.14

「雪おろし」とは言わない

 今日午後9時からの「NHKスペシャル」は、ぼくが通った小学校区の地区の特集だった。新潟県中越地震から立ち直ろうとする人々の姿を追う。題して『「むらは守れるか」小千谷・豪雪地帯の冬』。
 生まれ育った町にもかかわらず、今日の放送で初めて知ったのだが、小千谷市には30戸程度の集落が52箇所もあるそうだ。
 標高は100m~200m程度とそれほど高くないが、どれも山間の小さな村だ。

 ぼくの生まれ育った地区も、総戸数70戸程度のそんな小さな村のひとつだ。
 誰が言ったか「今年は暖冬」との甘言にみんなホッと胸をなでおろしていた。しかし、いざ冬がはじまってみれば、数年ぶりどころか数十年ぶりの大雪だそうだ。今、実家地区は約3mの積雪に覆われている。

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2004.12.20

明日から本格的な雪に

 実家のある新潟県小千谷市方面は、明日から本格的な雪になるそうだ。
 ぼくが小さかったころには、今ごろは白一色で結構な積雪があったと記憶している。毎年11月末に初雪が降って、12月に根雪が降る。
 しかし、温暖化が進んでしまった現在では正月でも積雪が無い年があるという。実家で雪の無い正月なんて、ぼくにはちょっと想像できないのだけれど。
 
 今はどの家も、積雪期に向けて急ピッチで工事が続いている。
 実家も今は工事の真っ最中だ。
 二週間ちょっと前に水道が開通したのだが、風呂場が潰れかけていて使い物にならないので、ともかく風呂だけでもと工事を急いでいる。なんとか正月に間に合いそうだ。
 農業については国が大変な理解を示してくれているらしい。来春から、とりあえず応急的な工事が始まるそうだ。水路が整えば、米も作ることができる。 

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2004.11.30

評判悪いぞ、小千谷市

 新潟県中越地震で被災した実家の地区は、まだ水道が止まったままだ。
 小千谷市のサイトによれば、11月30日現在12,171戸中11,604戸で水道が開通しているのに、実家の地区は通水されていない567戸に含まれてしまっている。
 今から10日くらい前、文書で「27日ころには通水できるかもしれない」というような文書が来たそうだが、未だに通水できていない。
 
 何度も書いているが、実家地区は小千谷市の端の川口町寄りに位置している。定期的に来ている給水車が止まらないまま行ってしまったこともあるくらい、小千谷の市街地からは離れている。
 だからか? と思ってしまう。
 端はいつまでも捨て置かれるのか? 市はそういう方針なのか?

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2004.11.28

いかにもお役所的に思えること

 新潟県中越地震の「罹災証明書」が発行されるようになって、実家地区の被害状況も少し変わってきた。「全壊」もチラホラ出ているらしい。
 実家の住居は「一部損壊」だった。
 斜めに傾いでしまった作業場は「半壊」。
 じいさんに言わせると「一部損壊」と言われた住居だって、梁にヒビが入っているわ、壁にヒビが入っているわで相当痛んでいるとのこと。一番の問題は二階部分を支えている梁にヒビが入っていることだ。

 小千谷市の判定基準は厳しいとこぼしている。
 自治体によって判定基準に違いがあるとは思えないが、ひどく判定が甘い自治体もあるようだ。
 家屋被害調査は家の外を見てまわるだけで、中に入ろうとしない。入ったとしてもおざなりで外から見て痛んでいなければ、中が多少損壊していても、お金をかけて直せば修復できるという発想のようだ。
 しかし、「一部損壊」家屋だって中の痛みが激しければ、外から見た「半壊」以上にお金がかかってしまう場合があるかもしれない。
 とてもお役所的で冷たい、その上浅はかな発想に思えてしまうのだが。

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2004.11.27

冬を前に…

 骨折した母親のことも気になるので、週に一度くらいは新潟県小千谷市内の実家に電話している。
 今日は、この前の日曜日から「罹災証明書」の発行が始まったので、どんな具合か聞いてみた。しかし、まだ行っていないとのこと。明日の日曜日に行くんだそうだ。
 川口町に居を構える弟の家は「半壊」と認定された。
 家屋の被害は、「全壊」>「大規模半壊」>「半壊」>「一部損壊」>「被害なし」の五段階。住めないのに「一部損壊」と言われたという報道もあるくらいで、各段階の境界は素人には解り難い。

 大地震から一ヶ月が経ち、実家の両親も落ち着いて家の中を見られるようになってきたという。
 家屋被害調査では大黒柱と梁の歪みと基礎のひび割れ等を指摘されたそうだが、他にもいくつもの大きなダメージが見つかっているらしい。
 風が吹くと家が揺れるそうで、これからの積雪期を前に不安が募る。
 最悪の場合は住めなくなることも考えられるそうだ。しばらくしたら、実家まで足を運ばなければならない。
 70歳を目前にして家なんて建替えられない。参った。

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2004.11.25

みんな地震が壊した

 11月23日のこの欄で、新潟県中越地震で川口町田麦山地区では160戸のうち約2/3が全壊したと書いた。しかし、実際はもっと悲惨だったことがわかった。
 地区166棟のうち149棟が全壊だったのだそうだ。全壊率、実に89.8%…。
 川口町全体では、住宅1,392棟のうち無傷だったのはたったの32棟に過ぎない。全壊はもちろんのこと、半壊・一部損壊まで合わせると、なんと97.7%の住宅が被害にあったことになるそうだ。

 考えるだに恐ろしい。
 田麦山地区と実家地区の間の谷底には、相川川という川が流れている。やがて魚野川に合流し、更に魚野川は川口町で信濃川に合流する。
 複雑な地形を縫うように流れる川が運命を分けたようにも思えるのだが…。

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2004.11.24

疑問符付きチャリティーマッチ

 カズを呼ぶとか中山を呼ぶとかで、すったもんだした末の着地点として用意された試合のメンバーが発表された。

 ぼくはシンガポール代表相手にテストなんかしても、最終予選にはほとんど役に立つことは無いと思っていたから、ジーコのアイディアには大賛成だった。
 カズも中山も呼んでくれ。ついでに城も澤登も名良橋も秋田も。
 逆にそんな代表戦だったら是非見たいと思っていた。
 でも、あちこちから横槍が入って頓挫。
 不完全燃焼のまま迎えたシンガポール戦はあの体たらく。
 マスコミが騒ぎすぎて事を荒立てるから、AFCが口を出してきた。実に残念だった。

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2004.11.23

何が明暗をわけたか

 実家の地区は、小千谷市の市街地から遠く離れた川口町との境界の高台にある。
 実は、新潟県中越地震の震源地の直近だったのだ。

 asahi.comに掲載されている「我が家壊滅」というコラムによれば、当初震度6強と発表され後に川口町で震度7だったことが判明した、10月23日17時56分のM6.8の本震の震源地から、実家の地区は直線距離で3km程度しか離れていない。
 続いて発生した18時11分のM6.0震度6強の余震の震源地からは、約1kmの距離しかない。
 最近になってようやくメディアでも頻繁に取り上げられるようになった川口町の田麦山地区は、18時11分の震度6強の震源地から600m程度の距離にある。

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2004.11.20

いったいなんのために

 あちこちのブログを読んでいると、新潟県中越地震の被災地である小千谷市とか川口町周辺に行ってきたという方が結構いらっしゃる。
 近くに親戚でもいるのかと思うとそうでもない。
 じゃあボランティアか、と記事を読み進めても違うようだ。
 研究者? は、もっと論理的な文章を書くよな。

 行かずとも、縁もゆかりも無さそうな方が記事をたくさん書いていらっしゃる。
 ニュースサイトの転載とか、義援金を募る記事とか、純粋に大変だなぁとか…。
 耳目を集める自然災害だったからおかしな話でもないし、心配してもらえるのはホントにありがたい話なんだけど、釈然としない部分もある。

 特にココログの方は、ココログナビのトップに掲載されるんだよね。
 始めたばっかりで知らなかったぼくが、この前地震関連の記事を書いたら、アクセスが数倍になってびっくりしたことがあった。リンク元を見て納得したわけだが。

 今回の地震は対岸の火事ではないですよ。
 日本列島はどこでもこれくらいの地震が起きる可能性があるんだから、さ。

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2004.11.16

不謹慎な思い

 小千谷市の実家に、やっと家屋調査が入ったそうだ。
 実家は梁が外れる寸前で、基礎にヒビが入っていて危険な状態だったらしい。
 調査結果が出てすぐに梁を直し、基礎には補強工事をしたそうだ。大き目の余震が来ても、家がギシギシと鳴らなくなった。
 川口町の避難勧告は今日の午後二時に解除された。新潟県中越地震発生から25日目である。

 実家の地区と川口町は未だにガスと水道が通じていない。ガスは開通に向けて着々と進んでいるようだが、水道は目途が立っていない。
 主が水道局に勤めている家には、玄関先から居間まで水の詰まったポリタンクで溢れている、なんてウソみたいなホントの話もある。

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2004.11.10

新潟県中越地震 被災地レポート

 11月6日午前6時に大宮駅で待ち合わせ、新潟県小千谷市に向かった。
 幸いだったのは、前日夕方に関越自動車道が全線で開通していたことだ。小出ICと小千谷ICの間は一車線のみで50km規制だが、それでも格段の違いがある。

 順調だった道路が、小出(11/1から魚沼市)に近くなると急に変化してくる。やたらとクルマが揺れるのだ。よもやのことに、地震が原因で道路が波打っているからだと理解するまでに相当の時間が必要だった。

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