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2007.08.13

寂れゆく清里

 8月9日朝から、毎年恒例の八ヶ岳南麓経由新潟の実家巡りの旅に出ていた。八ヶ岳南麓とは、平たく言えば清里&甲斐大泉+野辺山周辺。一時のミーハーなブームの残骸が痛々しい地域で、何年も捨て置かれたスーパー跡や、閉められた商店跡、道路脇に捨て置かれた廃車などが点在している。

 十数年の間毎年通っているが、ここ数年で更に増えたように思う。廃墟群は、佐久から清里・野辺山経由で山梨に抜ける唯一の道路である、国道141号線沿いに立ち並んでいる。せっかくのリゾート気分が台無しである。壊すにもお金がかかる。それはわかるが、あの寂れた雰囲気は、旅人の心を湿らせる。なんとかならないものかな。

 南山麓なので、雪の状態がよくない。これが北山麓との大きな違い。唯一のスキー場も人工降雪機で凌いでいるようだ。近くにある小海リエックスも似たような状態だとか。冬場の集客さえ改善できれば、もっと地元が潤ってなんとかなりそうな気もするが、ただ寒いだけで冬場の観光資源の乏しい地域に集客するのは難しいかもしれない。

 行政はどう考えているのだろうか。合併で誕生した北杜市は山梨県北部の山岳地帯で、多くの観光地を抱えている。その中に、あの風光明媚な八ヶ岳南麓も埋もれてしまうのだろうか。廃墟群を撤去するだけでも、印象がだいぶ変わってくるのだが。

 こんなことを書いておきながら、実は、清里駅周辺の喧騒が大嫌いで数回しか足を踏み入れたことがない。あれだけが目当ての客はリピーターにはならないだろう。そんな観光客は二度と来なければよいと思うが、地元としてはそうじゃないのだろうな。

 ともかく、まず、あの廃墟群をなんとかしてくれないだろうか。

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