スポーツ

2007.07.23

高校野球 「県」代表と言ったって…

 普段は高校野球は観ないのだが、地元の高校が4回戦に進んだとか、中学の同級生がお隣の高校で頑張っているとか、そんな理由でテレビ埼玉を点けている長男につられ、肩を並べて何試合か観た。甲子園大会出場を悲願とする長男の高校は早々と姿を消しており、興味はもっぱら有力私立高校vs地元県立高校の試合に注がれた。

 「これはないよね!?」 長男が憤慨し、苦りきった顔で画面を指差している。テレビ埼玉の中継では、バッターボックスに立ったとき出身中学が表示されるのだ。指差す先のバッターは「北海道○○」中学出身…。それからもいろんな地域の中学名が表示された。新潟県、神奈川県、静岡県、東京都…(ry。

 そういえば、野球特待生の問題はどう決着したのでしたっけ? あんなものは、諸悪の根源高野連の自己欺瞞でしかないので、気にもとめていなかったけど、改めて県外率の高さに驚かされる。「○○に帰れよ!」 長男のような直截的な気持ちは沸かないが、割り切れない気持ちになってしまう。

 その後観た有力私立高校の大半がこんな感じだった。これが当たり前だったのか…orz。その学校が代表になったとしても、大半が県外出身者で占められている。埼玉県の子どもがほとんどいない「埼玉県代表」。テレ玉のアナウンサー(上野さんだった!)が、言い訳のように「○○にあこがれて、遠くからやってきているんですね」とか言っていたけど、それ違うでしょ? その言い方はおかしいよ。

 有力校のスカウトは全国を網羅しているのか。すごいな。もちろん、学校側と生徒側の利害は一致していて、そこに子どもたちの「夢」がどのくらい介在しているかは、すべてお金が計算してくれるのかも知れない。サッカーの代表だって似たようなものかも知れないが、どうなんだろう。達也の例もあるしね。

 こうして考えると「県代表」って、大半が便宜的なものなのだね。そんな有力私立高校が、地元中学出身者で占められた公立高校を、木っ端微塵に粉砕してしまう。長男が憤慨するのもわかる。杉戸高校のピッチャー岡君。よく頑張った。立派だったよ。

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