経済・政治・国際

2007.10.05

郵便ポストの道路占有料

 旧聞になるけど、最近最も腹のたったニュースなので。

 郵便ポストの道路占用料、自治体の7割が徴収・10月から

 10月1日の郵政民営化に伴い、各地の地方自治体が郵便ポストに道路の占用料を課す。日本経済新聞社が都道府県、政令指定都市の合計64自治体に聞き取り調査したところ、70%にあたる45自治体が10月から徴収を始める。負担は最大で年4億円程度。郵便事業の純利益は2006年度で18億円しかなく、負担は小さくない。民営化後は自由にポストを増減できるため、負担が重くなりすぎればポストの削減につながる可能性もある。

 道路法では電柱や公衆電話などを道路に設ける場合、道路管理者が占用料を徴収できる。ただ大半の自治体は郵便ポストは公益性が高いとして占用料の支払いを免除してきた。(NIKKEI NET より)

 こういうことを何の批判もなく、垂れ流さないで欲しいですね。
 しかし、底意地の悪い仁義なき戦いだなぁ。郵政民営化のときに、民営化で最も影響があるのは地方だと煽ったはず。それに乗っかった自治体も多かったはず。それをこんな風に逆手にとりますかね。いっそのこと、占有料を課す自治体、課さない自治体のすべてを明らかにしてくれればいいのに。反対した政治家の地元との相関関係とか(笑)

 郵便ポストは、2003年からコンビニにも置かれるようになった。最初はローソンで、現在ではサンクス、ミニストップ、デイリーヤマザキなどにまで波及している。ぼくの勤務先至近のコンビニにもあって重宝している。郵便を出しに行ったついでに買い物をすることも多い。設置料がどうなっているか知らないが、双方にメリットがあるんだから、セブンイレブンだって目が無いわけじゃないでしょう。

 ほかにもいろいろと道はある。うまくすれば、セブンイレブンの中に郵便局ができるかもしれない。問題は地方なんだろうけど、地方の道路占有料を支払ってもお釣りが出るくらいの方策はあるのだ。別のニュースサイトを見ると、設置料は1年で1,000円とか2,000円程度らしい。新規事業者との不公平はよくないんだろうけど、せこいねぇ。

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2007.09.26

朝日新聞の思惑通りの結果へ 「アベしちゃおうかな」

 「痛いニュース」で見かけた朝日新聞の記事とそれを巡る一連の動き。

 青白い顔、張りない声 おわびで幕 安倍首相会見
 …
 コラムニストの石原壮一郎さんは「自分勝手な美学で情報を隠し、国民を混乱させた」と話す。

 辞任時に体調不良を明らかにしていれば無用な混乱はなく、イメージダウンも防げたのではないかと指摘する。

 「『アタシ、もうアベしちゃおうかな』という言葉があちこちで聞こえる。仕事も責任も放り投げてしまいたい心情の吐露だ。そんな大人げない流行語を首相が作ってしまったのがカナシイ」
 …

 念のため魚拓も貼っておく。

 コラムニストの発言として、「『アタシ、もうアベしちゃおうかな』という言葉があちこちで聞こえる」とある。この発言の掲載の仕方も嫌らしいのだが、それは置いておくとして、このコラムが掲載された時点(2007年09月25日00時02分)で、ネット検索しても一件もヒットしなかった。ネット検索で一件もヒットしない言葉を「流行語」とは呼ばない。これも、魚拓を取った方が「痛いニュース」に貼り付けてくれたので、転載させてもらう。

 Google"アベしちゃお"の検索結果 1 件中 1 - 1 件目 (0.03 秒)

 「アベする」だとこんな感じ。

 Google"アベする"の検索結果 6 件中 1 - 6 件目 (0.03 秒)

 それが丸一日ちょっと経った2007年9月26日午前5時20分現在だと、

 Google"アベしちゃお" の検索結果 約 3,000 件中 1 - 10 件目 (0.15 秒)

 一気に約3,000件ですよ。

 「『アタシ、もうアベしちゃおうかな』という言葉があちこちで聞こえる。…」の前に改行をふたつ入れているのが最もイヤらしい。強調したい意図なのだろうが、結果主語を曖昧にして、さも多くの「われわれ」の耳に聞こえているような錯覚を起こさせる詐術だ。

 こうして世論は作られるという例。ふざけた話だと思う。
 今朝の検索でいくつかのサイトを拾い読みしてみると、朝日の報道に乗せられていない方が多くてちょっと安心した。しかし、そんな方ばかりじゃないので。

 大新聞・マスコミはこんなことをやっているから、多くの人たちからそっぽを向かれ始めているのだ。それにも関わらず、衆人監視のネットで堂々と間抜けなことをやらかす。結局、気がついていないのだね。痛いな。

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2007.09.13

安倍さんの左まぶた

 何度も流される安倍総理の会見を見ていて、違和感を持った。顔の造作がいつにもましてバランス悪い。原因は、左のまぶただった。テレビカメラは安倍さんの正面と右横に設置されていて、正面と右から見た斜めの横顔を切り替えして流していた。右斜めといっても真横ではないので、左のまぶたが強調される。

 安倍さんの左まぶたは、かなり腫れていた。右からの映像で確認して、正面を見ると左右の目のバランスがいつもよりとても悪い。元々左目の腫れぼったい方だが、いつもよりかなり腫れているように思えた。ググってみても、噂される病気とは関係がないようだが、身体に相当な異変があったように見受けられた。

 最近の動向として流された映像を見ても、表情が乏しく生気が薄い。特にブッシュ大統領との握手の場面では、視線が定まらず目が泳いでいたような印象だ。まさか、恣意的にそんな映像ばかり選んだとも思えないが、どの映像も視線の定まらないものが多く、こうしてある予断を持ってみると納得できる映像ばかりだった。

 小泉さんの政治手法に乗っけられて、あれよあれよと総理にまで上り詰めてしまった方、そんな印象しかない。それでも、確かに決断力には乏しかったが、保守政党の総理としては理念を掲げて、短い期間なりの成果は残したのではないかと思う。辞任のタイミングは最悪だった。いまごろ、肩の荷を降ろしてホッとしているのかな。

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2007.08.17

11/8 『ララガーデン春日部』オープン

 春日部駅西口を出て、駅前ロータリー入り口の信号を左折する。更に、セブンイレブンを左手に見ながら真っ直ぐ進むと、いかにも不自然なだだっ広い草むらに突き当たる。歩いて4分くらいだろうか。心ある春日部市民なら誰でも知っているであろうバブルの爪跡だ。

 バブル全盛時、市内のある不動産会社が札片を切って地上げした土地だ。道路に囲まれた一角すべてを手中に収めるために、新築の家まで地上げし取り壊すさまが異様に見えたものだった。春日部版「ソニックシティ」を作ると豪語したが、バブルに崩壊の兆しが見えて計画は頓挫。以来、塩漬けされてしまう。15年ちょっと前だったろうか。

 この忌まわしい場所に、「ららぽーと(ララガーデン)」をオープンさせると三井不動産が発表したのが、2006年10月だった。

「(仮称)ララガーデン春日部」着工

主要テナントに「京成ストア」「ユナイテッド・シネマ」が決定

■三井不動産株式会社は、埼玉県春日部市にて計画推進中の「(仮称)ララガーデン春日部」を、10月24日着工いたします。当施設の開業は平成19年秋を予定しています。

■「(仮称)ララガーデン春日部」は、東武伊勢崎線・東武野田線のターミナル駅である「春日部」駅から徒歩4分に位置する約23,000m2という広大な敷地を活かした、延床面積約63,000m2、店舗数約80店の都市近郊型商業施設となります。

■ 建築デザインには、MTMインターナショナル及びフェルナンド・バスケス氏を起用。3層吹き抜けのオープンモールを主体とした開放的な空間をつくるとともに、周辺環境と調和した街づくり型の商業施設として、地域のお客様に日常的に利用していただけるような施設を計画しています。

■なお現時点において、食品スーパーの「京成ストア」、9スクリーン・約1,800席のシネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ」が主要テナントとして決定しており、今後も地域のニーズに応えるテナントの誘致を推進してまいります。……

 2007年春ころには特徴的なウェーブの屋根が姿を現した建物を、市民は期待と不安を持って見守ってきた。期待は誰でも思い描くであろうから置いておく。

 不安とは、まずクルマの渋滞だ。通常、こういった店舗は郊外に作られることが多い。しかし、「ララガーデン春日部」は市街地のど真ん中に建設された。貧弱なアクセス道路からクルマが溢れて、市内は身動きが取れなくなるのではないか、という不安。近くの「春日部市立病院」周辺までクルマが溢れるのではないか。

 住宅地のど真ん中ということも不安を煽る。商業地に建設されたのならまだしも、施設の隣は普通の民家が立ち並んでいるのだ。地域の方々の不安は想像してあまりある。この一帯の方々の生活は一変してしまうだろう。

 不安はまだある。近くにある大規模店舗である「ロビンソン百貨店」(東口)と「イトーヨーカドー」(西口)の撤退とそれに伴う人の流れと街の変化だ。どう考えても、春日部周辺に大規模な店舗3店が競合できるほどの商圏があるとは思えない。いずれ、どれかが立ち行かなくなって撤退するのではないか。人の流れが変われば、街の様相も変わってしまう。それがどの程度であるのか。街の一部がゴーストタウン化することにならないか。

 実はこれには対応計画があるとも聞く。国道16号と国道4号のバイパスが交差するあたりに、似たような大規模商業施設が計画されているのは、ご存知の方も多いだろう。この新施設に「ロビンソン百貨店」を持っていってしまおうという案だ。しかし、東口に「ロビンソン百貨店」がなくなると、東口は間違いなく寂れてしまうだろう。西口に1店、東口に1店が理想なのだが。

 もちろん、「ララガーデン春日部」に対する信頼感の薄さも不安の原因だ。運営は利に聡い大企業だ。客足があまりよくないと判断したら、さっさと撤退してしまうのではないか。あれだけの建物を取り壊すにも相当な出費だろう。あの状態で撤退されてしまったら、それこそゴーストタウンが出来上がる。治安は悪化の一途だろう。

 そんな中、8月10日のWeb埼玉でとうとうオープンの詳しい日時が掲載された。

 春日部駅西口の大型民間商業施設「ララガーデン春日部」が十一月八日にオープンすることが決まった。三井不動産(本社・東京都中央区)が建設中の都市近郊生活者向け商業施設で、県内初進出となる。

 地上六階建てで、延べ床面積は約六万三千平方メートル。春日部が舞台となっている人気アニメ「クレヨンしんちゃん」をテーマにした日本初のアミューズメントパークをはじめ、▽九スクリーン千八百席のシネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ」▽百貨店「三越春日部」▽食品スーパー「リブレ京成フードプラザ」など、テラス席を配置したレストランなど八十八店舗が入る。うち二十六店舗が県内初進出だという。施設は三層吹き抜けの開放的なオープンモール。中心には春日部駅西口にある藤棚をイメージした大屋根をデザインした。

 三井不動産は「地元ファミリーやシニア層、学生らの高度化・多様化するライフスタイルに対応し、地域コミュニティの核となるような快適で楽しい施設を目指す」としている。

 期待と不安がない交ぜ状態だ。もちろん、消費者の観点からは期待ばかりなのだが、街づくりの観点から見ると、あのような大きな郊外型店舗が市街地にデンと座るのは、あまり望ましくないように思ってしまう。今後のモデルケースになるのかもしれない。生暖かく見守りたい。

 「クレヨンしんちゃん」のアミューズメントパーク、「三越春日部」……、なんだかイヤな予感がするのだが。

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2007.07.31

二大政党制

 政治ネタをもうちょっと。izaにこんな記事があった。

 上記記事に小泉前総理の発言が掲載されている。

「参院選は負けた方が面白いぞ。民主党の小沢一郎代表は自民党内に手を突っ込んでくる。民主党の反小沢勢力も黙ってはいまい。そうなれば政界再編だ」 「政権選択の選挙は衆院選だ。首相はそれだけを考えていればいいんだ」。

 徐々にアメリカやイギリスの二大政党制に近づいてきたが、まだまだ二党の違いを際立たせる政党としての立脚点や輪郭が曖昧だ。本当に政界再編が起こってくれれば良いと思う。それも、政策を支点にした政界再編。いまの自民党も民主党も党内のブレが大きすぎる。

 本来は、思想的に似ている小沢等と安倍等が手を結ぶべきなのだ。小沢が手を突っ込んでくるべき相手は、安倍や中川昭一や麻生太郎あたりであるべきだ。いまの自民党中枢だから、ありえないと思うが、そうなったときに、民主党の左派あるいは反小沢派と自民党の親中国派、たとえば二階俊博や河野洋平、加藤紘一あたりがどう出るか。

 本来の意味での二大政党制に移行するチャンスが生まれる。しかし、…やっぱり怖いな。ぼくが思い描く二大政党が屹立する政治体制になっても、国の根幹である外交政策だけでも両党がすり合わせておく必要がありそうだ。特に対中国・対韓国政策は生命線だ。政権が変わるたびに「河野談話」みたいなのが出ちゃまずいもんね。あ、あれは政権党内から出たものか、もっとまずい…。

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2007.07.30

選挙のたびに思い出す

 各局がほぼ同じ出口調査の結果をはじき出して、実際の開票結果もほぼ同じものだった。いまさらだけどすごい。ぼくは聞かれたことが無いんだけど、ウソを答える人はいないんだろうか。きっと、そういう誤差は織り込み済みの調査なんだろうな。大きな国政選挙があるたびに驚いています。たまに暴走することはあるけど。

 自民党が大敗。それでも安倍は続投を明言していて、責任を取って辞任するのは中川と青木のようだ。選挙上手の小沢にこれだけの追い風が吹いたんだから、自民党にとっては今回は仕方ないだろう。第一ラウンドは小沢の勝利。

 しかし、このままじゃ政権は取れない。これから小沢がどういう手を打ってくるのか。うまく解散総選挙に持ち込めるのか。いままで以上に小沢に目が行くことになる。今回の勝利は敵失なんだから、自分は人気がある、なんて勘違いをしだしたら、痛いことになりそうだ。それと健康問題がネック。会見に出てきていないそうだが、相当具合が悪いのかな。

 選挙のたびに思い出すのが、自民党と社会党の連立政権だ。
 新潟の片田舎で農家を営む実家は、田中角栄のお膝元の選挙区で、三代続いた社会党支持だった。ぼくが子どものころは、選挙のたびに夜警団のようなものが結成されて見回りをしていた。やれどこどこの家で宴会をやっているとか、どこぞの自民党支持者宅に誰かがやってきたとか、いまからは考えられない熱い時代だった。

 それが、あっけなく裏切られてしまう。あれだけ戦ってきた自民党と連立を組んでしまったのだ。実家の父の落胆と混乱は想像を絶する。一夜にして、拠り所を失ってしまった。支持政党を失った父は哀れなものだった。逆らえない歴史の流れだったのかもしれないが、地方の一支持者にとってそんなことは関係ない。

 その後行われた総選挙のとき、電話で話したことがあった。誰に入れる? と聞くぼくに父が答える。「絶対、誰にも言うなよ」 言わないよ。そっちに連絡を取り合う知り合いはいないから。で、誰? 「誰にも言うなよ」 しつこいよ。言わないって。……「まきこだ」

 直後にいろいろと言い訳めいたことを言っていたけど、そんな父が本当にかわいそうだった。社会党は日本全国にそんな難民を作っただけだった。この罪作りな政党は名前を変えていまでも存在している。恥知らずも甚だしい。政治は何でもあり、と国民に与えた不信感は大きかった。民主党と共同会派なんて言ってないで、さっさと幕を下ろせよ。

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2007.07.03

埼玉新聞の経営が悪化

 地方紙「埼玉新聞」の起死回生を願う

 参照元はオーマイニュース。
 6月26日付けの朝日新聞に、埼玉新聞社が本社社屋を売却し、希望退職者を募っているという記事が掲載されたのだそうだ。残念ながら、アサヒコムで当該記事は見つけられなかった。

 オーマイニュースでは、地域情報を充実させて再生を図ったらどうだろう、というような記事になっている。が、埼玉新聞だって、そのくらいのことはわかっている。地域面には地元の人しか知らないようなお祭りや、小さなスポーツ大会の結果が、個人名入りで掲載されている。

 これで思い出すのが、2005年に発覚した捏造記事だ→「埼玉新聞で偽記事(ウィキニュース)」

 実際に行われなかった運動会を、資料だけを元に開催されたとの記事を書いてしまった。全国紙各紙に記事が掲載されて、興味の無い一般の方々にまで浸透してしまった。これが結構痛かったのかもしれない。実際語るに落ちる話だった。

 全国紙がアップアップで、新聞というビジネスモデル自体が危機に瀕している中で、再生するのは難しいように思う。どうやって県民の意識をつなぎとめれば良いのだろう。地域のニュースというのは、ひとつのヒントだと思うがそれほど大きなウェイトを占めていないように思う。

 ぼくは以前このブログで、「更新を早く!>埼玉新聞サイト」と書いたことがある。あんまりやる気の見えない埼玉新聞のサイトは、決してユーザーに良い影響を与えないと思う。すぐに結果はでないだろうが、もっとサイト運営に人を裂けないだろうか。違う展開も見えてくると思うが。相乗効果は必ずある。

 このまま県紙が無くなってしまっては、やっぱりいけない。何か妙案はないかな。

 ところで、最近河野さんの記事をあちこちで見るようになって、とても嬉しいのです。

 追記:久しぶりに埼玉新聞のサイトを見た。左バーに「正社員募集 NEW!」というリンクがある。そうか、リストラして人件費の安い社員を雇うのか、とクリックしてみたら、6月25日が締め切りだった。既に一週間も過ぎている…。もうちょっとなんとかならんのか?

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2006.04.14

マスコミよ、NHK民営化を無視するな!

 NHKの受信料がどうこう言われて久しい。
 勝手に電波を飛ばしておいて、受信したから金を払えなんて、ヤクザのミカジメ料よりひどいんじゃないか。

 NHKの問題なんて、簡単に解決できる方法がある。

 しかし、政治家はもとより、マスコミまで束になって無視している。
 えいじさん流に言えば、現状維持・受信料義務化することで、郵政民営化を果たした郵政族に気を使っているということになるらしい。

 一方マスコミは、NHKが民営化すると広告が減ると踏んでいる。
 そりゃそうだ。NHKが広告を取るようになれば、GyaOの比じゃない広告費が流れることでしょう。

 でも、ぼくらには全然関係ない。

 国民の腹が全然痛まない方法はこれしかないのだ。最善の解決方法を論じないマスコミに存在価値はない。
 いつも思うけど、日本のマスコミは本当におかしい。どうかしている。

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2006.04.04

正直者がバカを見る年金

 今年も新入社員が入ってきた。
 型どおりに年金手帳の提出を求めたところ、ほぼ全員が持っていないという。じゃあ、ご両親に基礎年金番号を聞いてきて? ところが、なんとこれも知らないと言う。当然、みんな20歳を超えているのに…。

 区市町村は、20歳を超えた住民に通知をしている。
 大学生には支払いを就業後まで待つ猶予措置があって、その手続きをしている親を何人も知っている。
 しかし、これは真っ正直に過ぎたのだ。

 新卒入社社員を厚生年金に入れる手続きをする。
 だが、自治体からの通知を無視、あるいは忘れて支払わず、猶予措置の手続きもしなかった方に20歳まで遡って請求する制度はない。
 真面目に就業後までの猶予措置を取った方は、乱暴に言えば丸々損をすることになる。

 こう言うと、社会保険労務士が「損ということはない。支払った期間が2年増えるわけだから、それだけ本人のためになる。支給額も増える。」と半ば笑いながら反論した。
 そうか? これから、年金の支給は順次65歳になるのだ。22歳で就職しても43年も払う計算だ。これが45年になってどれだけの違いがあるというのだ? 

 しかも、年金は破綻しかけている。
 もらえるかどうかわからない将来の年金の、たった2年の支払い期間で増えるであろう年金額の想像を強要することがバカげている。
 20歳以降の学生時に支払うことに対して、この程度の説得力しか持たない今の年金制度はやっぱりおかしい。

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2005.06.27

増税増税

 6月分の給与から、今年度分の住民税の特別徴収が始まっている。
 今年、ぼくの住民税は月額で3000円以上上がってしまった。毎年6月は調整月なので、他の月よりも多いのは当然だが、3000円も多いはずがない。
 特別徴収の場合、住民税の全額を12ヶ月で割って、100円単位で調整しているので、3000円多ければ、200円×12ヶ月=2400円を各月に加算して、残りの600円を6月に徴収するはず。

 しばらく考えて、行き着いたのが、昨年暮れから変わってしまった「配偶者特別控除」の改悪だった。
 詳しくはブログに書いたのでそちらを参照してもらうとして、
 http://takefour.air-nifty.com/bookends/2004/12/post_18.html

 つまり、最低でも課税所得が38万円増えた計算になるのだ。勉強不足で、住民税の計算方法は知らないけど、それなら毎月3000円以上増えたのもわかる。
 ぼくの場合、12ヶ月に換算すると4万円近くだ。

 この上、政府税調はまたもやサラリーマンを狙い撃ちしようとする。
 メディアでも盛んに取り上げているように、将来消費税を8%程度にあげるための脅しだと思うが、なんともやり方が姑息で腹立たしいことこの上ない。
 いい加減にしてほしい。

 行政改革は一向に進んでいるように見えない。
 役所の無駄遣いはまったく減っていないじゃないか?

 いい加減にしろよ!

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2005.05.20

We need a war.

 The Japan Timesが発行している英語学習新聞「週刊ST」が、昨日届いた。
 http://www.japantimes.co.jp/webforms/vc/spj.htm

 英文で記事が書いてあって、欄外に重要語句の解説が載っている。
 週刊だからか、時事ニュース、社会ニュースは極端に少な目で、読み物が多い。
 わりと軟派な記事が多いかな。
 今回の目玉は「Million Dollar Baby」のシナリオと、Morgan Freemanへのインタビューでしょうか。

 最終面に、Douglas Lummisという、沖縄在住のフリーライターの記事があった。
 小泉首相とインドのマンモハン・シン首相が会談したニュースがインドの地元紙に掲載された同じ日、別の新聞に日本の憲法九条に触れた自分へのインタビュー記事が掲載されたのだそうだ。
 それを見て、小泉首相から電話があったと言う。

 読み始めて、段々と血の気が引いていくのがわかった。
 小泉首相と、呼ばれたDouglas Lummis氏が、憲法九条にまつわる改憲論争をするのである。
「わが国は危険にさらされている」
「どこからの危険か? 中国か? 北朝鮮か? あなたは、本当に攻撃をしかけてくると思っているのか?」
「もちろん、そんなことは無い。君はぼくがバカだと思うか?」
 というやりとりがなされる。

 しばらく読むとこんな小泉首相の長台詞に出くわす。

 "I'm not talking about China or North Korea. The danger is from within. The people are getting soft. Women are getting uppity. There is no respect for authority. People mock the Emperor. Students criticize their teachers. Our society is sick, and there is only one thing that can cure it. That is the military spirit, and military discipline . In short, we need a war. Not a big war like last one. A middle-sized war, a war we can win, just big enough to revive the spirit of bushido. One good victory, and you will see a miraculous change. Children will again see their fathers as sergeants and their teachers as captains in a great military nation."

 引用が長くて申し訳ない。
 ともかく、唖然とするわけです。"we need a war"ですよ。腹の底から怒りが湧き上がってくるのがわかった。

 しかし、こうしてたどりついたコラムの最後に、首相同士の会談以外は全部デタラメだった、パロディだと記してあった。おいおい、おふざけが過ぎるんじゃないか? 
 肩から力が抜けると同時に、今度は作者への怒りが湧き上がってきた。

 いくらなんでも、一国の首相をここまで貶めていいのか? 確かに、首相が滞在しているホテルへ行ったら、ちょうど髪をセットしているところだったとか、パロディを感じさせる笑わせる記述はある。でも、相手は英語の初心者だぞ。こっちは、思いっきり深読みしちゃうじゃないか。
 まさか、コラム自体がパロディのコラムだったりして? 古くからの読者はちゃんとそれを知っているとか?
 
 ともかく、とっても後味の悪い記事でありました。

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2005.01.13

合併-市境住民の憂鬱

 ぼくの住む埼玉県春日部市は県の東部に位置している。
 県の東部地域ということで「埼玉県東部中央都市連絡協議会」と名づけられた自治体(春日部市、岩槻市、蓮田市、宮代町、白岡町、杉戸町、庄和町)で構成する協議会に加入している。
 こういうのは、どこの県のどこの自治体でもあるんだけど、この協議会に加入している市町の住民は、すべての市町の施設をその市町の住民と同じように利用できるという大きな特典があった。

 わが家はこの特典に大きな恩恵を受けていた。
 図書館なのである。
 ぼくの住まいは、春日部市の岩槻寄りでほとんど市境といっても良い場所なので、歩いて数分のところに岩槻市の図書館ができてから、ありがたく利用させてもらっていた。

 しかし、岩槻市は今年の4月1日にさいたま市に合併してしまうことになった。
 先日の配布された春日部市広報に、4月からさいたま市岩槻区となる旧岩槻市の施設は相互利用できなくなる、料金が必要な場合は市外料金支払うことになる、と小さく出ていた。
 これは困る。
 図書館などの施設についての細かい記事はなかった。何よりも怖いのは岩槻区の図書館が利用できなくなることだ。

 なんとも落ち着かないので、春日部市の広報に電話を入れてみた。
 担当の方に上記のことを伝えると、調べて折り返し電話をくれることになった。
 約1時間後かかってきた電話によれば、基本的には図書館も利用できなくなるらしい。

 岩槻市は「埼玉県東部中央都市連絡協議会」から脱退することになる。だから、市の条例で定められた相互利用の条件から外れる。今後は、合併後さいたま市と協議することになるが、今の段階ではなんともいえない、さいたま市の条例次第、協議次第になる、とのことだった。
 話の中で、さいたま市と戸田市の間に似たような取り交わしがあるらしく、相互利用しているらしいのでたぶん大丈夫なんじゃないか、というような話も出た。

 ぼくらは岩槻市には税金を納めていないから、本来は相互利用できなくて当然だ。しかし、今まで出来ていたからことはややこしい。今までできていたことができなくなるのは後退じゃないのか。
 たまたま、春日部市から岩槻市の施設を利用する話だったわけだが、逆だってあるだろう。
 岩槻市の春日部市、蓮田市寄りの市民は相互利用できなくなるのだ。或いは、お金を払わなければ利用できなくなる。
 これが不利益でなくてなんだろう。
 合併後の自治体同士で協議すべき問題なのはわかるが、合併するにあたってはそのあたりまで突っ込んだ話を本来はすべきなんじゃないだろうか。
 合併後じゃなければテーブルにつけないなんて、グータラな役人がいかにも言いそうなことじゃないか。
 それとも全部決まっているのに、役人特有の嫌味で言わないだけなのか。

 「意見は聞いた。これからの協議の参考にしたい」というので、納得できないまま電話を切った。
 ともかく、4月になったら今までの利用カードを持って、いつもの図書館に行ってみようと思う。職員がなんと言ってくるか。

 どうも釈然としない。

補記:2006年4月から、春日部市民もさいたま市の公共施設を使わせていただくことができるようになりました。

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2004.12.18

嗚呼、配偶者特別控除

 1996年秋に、初めてWindows95マシンを手に入れた。IBMのAptivaで、確かPentium133だった。
 なぜかIBMにとても憧れていて、中でもThinkPadに金髪美女に感じるような強い憧憬があったが高価過ぎて手が出なかった。いつかはThinkPadを手に入れたいと思い続け、次男が生まれるころに自宅で一台購入。会社では二台乗り換えた。

 周知のことだけど、IBMは中国のメーカーにパソコン部門を売却してしまうそうだ。
 ずっとIBM&ThinkPadに愛情を注いできたユーザーにとっては、例えは悪いが、ずっと思い続けてきた初恋の相手が、ある日突然金に目が眩んでヤクザな男に嫁いでしまったような感覚とでも言えばいいだろうか。
 100年の恋も醒めるような、醒めるだけならまだしも憎しみすら覚える人もいるかもしれない。今だって、中国で生産しているらしいけど、管理者があの国の方になれば、どんなモノができるか知れたものだ。

続きを読む "嗚呼、配偶者特別控除"

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