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書評 『このメモ帳でやせる』 岡田斗司夫

このメモ帳でやせる 「いつまでもデブと思うなよ」実践ガイド 2008年 04月号 [雑誌]このメモ帳でやせる 「いつまでもデブと思うなよ」実践ガイド 2008年 04月号 [雑誌]

新潮社 2008-03-18
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レコ・ダイ中の人は読む必要なし

 商売っ気たっぷりの本。あとで、もうちょっと丁寧にレビューを書いてみようと思うが、第一印象はそんなところ。ぼくが四苦八苦している卒業後のこともまったく触れていない。読んで損、買って損、とは言わないが、今レコーディング・ダイエット真っ最中という人は、読む必要ありません。『いつまでもデブと思うなよ』に書いてないことはほとんどないし、岡田さん自身の言葉もとても少ない。

 中にこのムック本のタイトルにもなった「メモ帳」が挟まっているけど、これもまた岡田さんが力説されるほど、工夫が凝らしてあるとは思えない。まあ、それほどに間違ったレコーディング・ダイエットをやっている人が多いということでしょうか。そういった入門者向けの本。ちなみにぼくのメモ帳はもっと細かくて、ほかに水分摂取量の欄があり、体重の欄は朝と晩の二回分のスペースを用意していた。

秘密のダンジョン

 この本でも岡田さんは「ぼくのように、食べたいものを食べたいときに食べても太らない体」とおっしゃる。しかし、レコーディング・ダイエットで、一日の摂取カロリーを制限しているだけでは、絶対にそうはならない。「助走段階」がレコーディング・ダイエットの肝なのは認めるが、それだけでは「食べたいものを食べたいときに食べて太らない体」にはならない。

 ぼくは読んでも矛盾、というか岡田さんの自己欺瞞を感じるだけだった。『いつまでもデブと思うなよ』の最終章近くにある、「体の声を聞く」がそうなんだろうけど、これの具体的な訓練方法とか、もっと先行者としての声が聞きたかった。その辺りは、一般的じゃないし、商売にはならないんでしょうけどね。ここの訓練は、食事を減らすよりずっとたいへん。だから、標準化しにくいってことなのかな。個人差も大きいだろうし。

 それでも、「ドカ食いは一ヶ月に二回まで」というのが印象的だった。岡田さんのドカ食いは、一回に6,000Kcal~8,000Kcalくらいの食べ過ぎのことのようだけど。ご自分の経験則らしいので、そのあたりは秘密の段階なのでしょうか。ぼくの感想だともっと回数が多くても良さそう。週に一度くらいなら。このあたりが、ぼくと岡田さんの基礎代謝の違いなのかな。

 ダイエット中に使えそうなアイテムとか、低カロリーな食品のデータとかあって、これからはじめようという方には使える本だとは思います。他には、余計な人たちのコラムとか(「ミネラル豆乳ダイエット」の赤星たみこさん以外の人選はひどいよ)、巻末の桝添厚生労働大臣との対談とか。

 そうそう、巻末の桝添大臣との対談に、ぼくも常々思っていることを岡田さんも言っていたので紹介しておきます。

 「ファミレスなどの外食産業や、コンビニやスーパーなどの食料品店にカロリー表示を義務づけることはできないものでしょうか。」

 蛇足:イトーヨーカ堂のお惣菜売り場はすごいですよ。全部カロリーが書いてあります!!

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