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2010年10月31日 (日)

春日部 凡百のとんこつ魚介とは一線を画すつけ麺と中華そば 「蝉時雨(春日部市)」

総合 4.0 | 料理・味 4.0 | サービス 3.5 | 雰囲気 4.0 | CP 4.0

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 「春日部無骨ラーメン店オヤジランキング」みたいなのがあったら間違いなく上位入賞でしょうかww?
 確かに、大きな身体で眼光鋭く黙々と仕事をこなす「蝉時雨」の店主は迫力があります。
 そんな店主についてのレビューがいくつかありましたね。
 でも、店員の女性に「写真を撮ってもいいですか?」と伺ったら快くOKしてくれたし、オヤジに睨まれることもなかったし。無骨で不器用なだけでしょう。シャイなんですよ、きっと(笑)。

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 無骨さでは、見るからに職人気質の「優香」のオヤジと、ツインピークスかもしれません。あ、「平九郎R」を忘れてた。世間は広いモノで、「人生」みたいな別格もいますけど。
 「優香」のオヤジクラスの湯切りを期待したら、そんなシーンはありませんでしたが、代わりに無心に麺をすすぐ背中で哀愁を漂わせてくれました。(2012年追記、優香は閉店して残念でした)

 「蝉しぐれ」を書いた藤沢周平は時代小説家ですが、実は大江戸ハードボイルドみたいなのも書いていて、通じる部分があるのかもしれませんね。
 もっとも、「蝉しぐれ」の主人公・文四郎が店主で、ふくが「ラーメン」なら笑えない話ですが…(笑)。

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 春日部では行列のできるラーメン店として有名です。
 誰も並んでいないからと喜んで戸を開けると、店内に用意された待合ベンチに何人も座っていたりします。その上、駐車場がないので非常に訪問しにくいんですよね。
 日曜日の午後6時前、近くのコインパーキングに停めて行列覚悟でお邪魔したのですが、時間帯がよかったのかすんなり座れました。すぐに満席になりましたが。

 店内はL字型のカウンターのみで12席。
 でも、かなりゆったりしていますよね。小さな椅子は自在に動かせるので、みんな好きなところへ持って行っちゃって、両隣はかなりスカスカです。
 詰めればあと5席以上は作れると思いますが、最大で12人がオペレーションの限界なのかもしれません。試行錯誤を重ねた結果の人数なのかも。

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 メニューは、「つけ麺」「辛つけ麺」「特製つけ麺」「中華そば」「特製中華そば」「濃厚味噌そば」の6種類。
 「つけ麺」は、並(220g)中(330g)大(440g)が同じお値段。若者や大食漢には嬉しいサービスですが、最安の「つけ麺」でも780円なので、ちょっとお高めかもしれませんね。あつもりも可能だそう。

 注文したのは、「つけ麺(中)」を二つと「中華そば」(並)を二つ。
 待っている間も次々と来客。最後には中のベンチで待つ人まで現れました。客層は、やっぱり若い方が多いですね。カップルもかなり目立ちます。
 隣に座ったカミさんが小声で聞いてきます。「若い人が多いということはやっぱりかなり脂っぽいのかなぁ」と。
 彼女の今晩のリクエストは、さっぱりしたラーメンでした。
 ゴージャさんのレビュー を熟読して「中華そば」を注文しているので、絶対間違いないはず。断言しちゃいました(笑)。

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 約10人一斉に入れ替わるように座ったので、結構待ちました。
 「つけ麺」は先にツユが出てくるんですね。しばらく待ってやっと出てきた麺を見て、大げさでなくびっくり仰天しました。
 茶色なんです。多少は照明の色合いもあるかもしれませんが、どうみても茶色。
 つけ麺恒例で、ツユにつけずに1本すすってみて、またびっくり。だって、ツルツルなんですよ。かなりの多加水ですね。しかも極太でシコシコ。うどんですよ、これ。

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 さらに驚いたことに、麺にほんのりと味がついているんです。何の味だろう。塩とはちょっと違うような。
 ともかく、旨い麺です。何度も何度もツユにつけないで食べました。大げさでなく、本当にツユ無しで半分くらいは食べられます。
 無骨な店主に麺のことを聞きたかったんだけど忙しそうだったので、喉元まででかかった言葉を飲み込みました。いつか聞いてみたいですね。

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 ツユは一見ドロドロ風濃厚とんこつ魚介ですが、思ったほどじゃなかったですね。
 チャーシューじゃなくて、豚バラ肉が入っていました。これも新鮮。
 ツユを口にして、一番先に来たのがすりごまの風味。次いで魚介系の風味。とんこつ魚介ですが、動物系よりも魚介系が強いですね。塩分は少なめ。まったく喉が渇きませんでした。
 豚バラ肉の入ったツユにツルツルの麺を絡めて…。…って、うどんじゃないですか(笑) でも、すばらしく旨かったです。

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 「中華そば」は、ゴージャさん がレビューされていた通りでした。ありがとうございました。
 背脂が浮いていて心配させるのですが、すっきりです。全然しつこくない。
 とんこつよりも醤油が強いようで、カミさんには大好評でした。こちらもまったく喉がかわかない。

 「つけ麺」も「中華そば」もオヤジの個性(!)も春日部では最上位かもしれません。
 春日部ということを考えれば、お値段高めですが、旨いのであんまり文句は申しません。
 定期的に通いたいお店です。でも、並ぶのがなあ…。

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関連ランキング:つけ麺 | 春日部駅

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