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2011年9月26日 (月)

七里 辛み大根でいただく抜群の田舎十割蕎麦 「そば処 くろむぎ(さいたま市見沼区)」

総合4.0| 料理・味 4.0 | サービス 4.0 | 雰囲気 4.0 | CP 4.0

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抜群の田舎十割蕎麦

 想像以上に良い蕎麦でした。

 北海道産をベースにした二八蕎麦と、秩父の旧荒川村産の蕎麦粉を使っているという田舎十割蕎麦をいただました。特に田舎十割が素晴らしく旨かった。
 田舎十割は見た目はグレーで短めです。もしかしたら、ボソボソとした十割のアノ食感かな、と嫌な予感を抱いたのですが全然違いました。ほんのちょっとモチっとしているんです。かつて十割蕎麦では味わったことのない食感かも知れません。

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 適度にコシのある田舎十割蕎麦を噛み込むと、ちょっとだけ弾力。もちろん、うどんのあの弾力とは違いますが、つなぎを使っていない十割蕎麦としては稀有な食感だと思いました。
 十割蕎麦は硬くて歯ごたえを楽しむ蕎麦、と思っていたぼくの常識が変わったかもしれません。蕎麦は奥が深いです。深淵を覗きこむと迷宮に迷い込みそうです。

 蕎麦の香りも良くて、限定10食という田舎十割蕎麦を4食もいただいてしまいました。
 汁は若干濃いめの感じですが、気になりません。
 二八蕎麦もシャキッとして食べ応えがあります。香りは十割よりは淡いですが、それでも十分に美味しかった。

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薬味に辛み大根

 薬味として山葵を使わず、辛み大根を使うのも印象的でした。
 しかも奥さまがおっしゃるには、辛み大根をパラパラと蕎麦に振りかけて塗すのが良いとのこと。

 確かに、汁に溶いてしまうと辛み大根は薄まってしまうでしょうから、適度に辛みを感じながらいただくには奥さまがおっしゃったやり方が最も良さそうです
 不思議なもので、奥さまの指導通りにいただいた田舎十割蕎麦は、汁に漬けずにいただくよりも蕎麦が香り立って美味しく感じました。
 常々、蕎麦の淡い香りに山葵は強過ぎると思っているので、奥さまのご説明にはいちいち納得しました。代わりに辛み大根とはたまに見かけますが、最初から山葵が出てこないのは珍しい。
 ご自身の蕎麦をどうやって美味しく食べてもらうか、日々考え抜いた結果なのでしょうか。職人魂ですよね。
 
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 食後、厨房からご主人が出て来られ、蕎麦について語ってくださいました。
 毎朝1時間半もかけて田舎十割を打っているとニコニコしながらご自分の蕎麦を語る姿には、素人ながら大変共感いたしました。自信の表れと思います。美味しかったと声をかけたときの笑顔も素敵でした。

 またまた良い蕎麦店に出会ってしまいました。

蕎麦以外を楽しんでいると、石化にらみが…

 今回注文した蕎麦は、「二八蕎麦 もり 700円」「田舎十割蕎麦 もり 900円」。大盛にすると「追加蕎麦」を注文するかっこうになるそうで、それぞれ二八が400円で田舎十割が600円でした。

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 つまみ類も美味しかった。
 「くろむぎさらだ 600円」は、素揚げされた蕎麦と蕎麦の実がたっぷり入って食感がとても良い。和風のドレッシングとも相性が抜群でした。
 「玉子焼き 600円」は、カエシと出汁の薄醤油味ですね。味は薄め。同系統の玉子焼きだと、先日いただいた「手打ちそば ふしみ」のが良かったかな。
 「天麩羅 800円」はちょっと少なめに感じたけど、カラリと揚がって良い感じでした。ちょうど良い具合のコロモが、少し濃いめ甘めの汁にピッタリでした。

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 「ビール 500円」が進む進む(笑)。最後はカミさんの特技というか青魔法「にらみ」発動。こっちは一瞬で「石化」です。
 石化したまま、最後は、これもまた蕎麦の実たっぷりの「そば茶アイス 250円」で〆ました。
 美味しかった……、たぶん。

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営業日に注意

 店内の一部はギャラリーになっていて、定期的に個展が開かれています。

 営業日はかなり変則なので注意が必要です。
 毎週月曜と火曜と第三日曜が休み。
 水・木・金は昼のみの営業。夜は予約一組限定の蕎麦会席だそうです。一人前が3,500円か4,000円くらいだったかな。
 土日は昼と夜に営業しています。
 ぼくは不注意で、金曜の夜に行っちゃったことがあります。当然閉まってる(笑)。

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 駐車場は、お店の脇に10台分くらいあります。斜面なのでたいへんみたい(笑)。免許取り立ての長男が四苦八苦しておりました。

 11月に迎える21回目の結婚記念日は、「京料理 ほそい」さんで晩ご飯をいただこうと話していたのですが、揺れています。こちらで蕎麦会席もいいなぁ。

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店舗データ

関連ランキング:そば(蕎麦) | 七里駅

2011年9月25日 (日)

せんげん台 茨城県産常陸秋そばを使った一茶庵の流れを汲む老舗 「手打ちそば ふしみ(越谷市)」

総合 3.7 | 料理・味 3.8 | サービス 3.3 | 雰囲気 3.3 | CP 4.1 | 酒・ドリンク 3.9(夜)
総合 3.9 | 料理・味 3.8 | サービス 3.5 | 雰囲気 3.5 | CP 4.1(昼)

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年輪を感じさせるそば屋

 年輪を感じさせるそば屋でした。
 失礼ながら町場のそば屋な風情をただよわせながら、通常の「二八そば」のほかに「田舎そば」や「十割そば(土日限定)」をそろえ、季節ごとに「変わりそば」まで打ち、日本酒のそろえが良く、焼酎にもこだわっていらっしゃる。しかも、そば粉は名にし負う「茨城 常陸秋そば」を使用しているとのこと。
 昭和12年創業で現店主が4代目にもなるそうです。創業以来70年以上に渡って紆余曲折を経た営業形態でしょうから、自分みたいな小僧が余計な感想を持ってはいけないと天から声が聞こえてきます。

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 「手打ちそば ふしみ」は、先日、とあるそば屋へ行ったとき、ホールを預かる老齢の紳士から教えていただいたお店です。
 なんでも、現店主は足利の「一茶庵 本店」の初代・片倉康雄氏の元で修行された方のお弟子さんだとか。孫弟子ですか。遠い?(笑)。
 師匠の教えの通り5日間かけてカエシを作っているとか、石臼で毎日そばを挽いているとか、日本酒をたくさんそろえているとか、いろんなことを教えてもらいました。

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 意外と奥行きの無い店内の座敷に腰を下ろしてメニューを繰ると、確かにアルコールの品ぞろえは良いですね。田酒があって個人的には大喜び(笑)。
 早速、「田酒のグラス(350円)」と「刺身の盛り合わせ(1,500円)」を注文しました。
 ほかに、「鴨せいろ(大盛)1,250円」「ざる(大盛)750円」「田舎そば(大盛)900円」「つくね(2本で450円)」「玉子焼き(550円)」等を注文。土日限定の十割そばが終了していて残念でした。
 田酒の旨さを再確認。いっぱい呑んじゃった(笑)。

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仕事が早いのか?

 すぐにそばが到着しました。ええ、早すぎだよ! 10分も経ってないのに。
 間髪をおかず「刺身の盛り合わせ」と「田酒」がやってきたので、チビチビやりはじめたら、立て続けにそばが到着。なんだ、こんなに早いんなら、たらふく酒を飲んでから注文すれば良かった…orz。信じられない早さ。
 空いているせいもあったでしょうし、細いそばから順に届いたので茹で置きではないと思いますが、こんなに早く田舎そばが届いたのは初めてかもしれない。

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 田舎を食べたかったぼくは気が気じゃありません。
 それでも、刺身と田酒は旨かった!! 刺身は氷を敷き詰めた上に6点盛り。1,500円は高いけど、それなりの新鮮さでした。田酒にぴったり。至福。
 田舎そばは、確かに太くて短めです。でも、色が白っぽい。過去に見た田舎そばでは最高に白っぽくて、その上少しだけ緑がかっていたように思います。この白っぽい上品さに、一茶庵の影を見たような気がしました。
 田舎と呼ぶには上品でたおやかなそばは、他店ほど強烈なコシはありません。それでも十分にそばの甘い香りがただよいました。
 決して、ボソボソとした食感があるわけではありませんが、1本1本が短かった。でも、雑な感じはしません。

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 「ざる」と「鴨せいろ」は通常の二八です。こちらも白っぽくて、若干緑がかった面構え。一茶庵の「しらゆき」の流れを汲んでいるのでしょうか。これまた上品。歯ざわりは柔らかめ。そばの香りはうっすらと。若干平打ちですが、これはオリジナルなのかな。
 汁はあっさり目でしょうか。鴨汁はダシが良く出て良い味でした。5日かけた味は、ボンクラにはよくわかりません。
 
 9月の変わりそばは「けし切り」です。これも一茶庵ですよね。

全料理を食べつくしたい

 子どもとカミさんのをちょっとだけもらっただけですが、「つくね」と「玉子焼き」はめっちゃ旨かったですよ。
 「つくね」は薄めタレが鶏肉の味を邪魔しません。香ばしくホクホクでした。
 「玉子焼き」には料理人の熟練の技が垣間見えました。当店の玉子焼きを形容したら、「玉子焼き 薄醤油風味 ミルフィーユ仕立て」でしょうか(笑)。もしかしたら、過去にいただいた玉子焼きでは三指に入るかもしれません。醤油風味は珍しいですよね。もしかしたら、そばのカエシを使っているのかも。

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 荒々しいそばを多くいただいてきたせいか、なんとも新鮮なそばでした。
 常陸秋そばは甘い香りが特徴らしいですが、素人の田舎者にわかろうはずがありません。

 ほかの料理まで含めて、いろいろといただいてみたい。再訪問時は、けし切りをいただいてみたいですね。もりそばは600円ですから、普段使いに適した良心的お店です。通し営業も助かります。
 通ってみたい。当店の全料理を食べつくしてみたい。ご主人と友だちになりたい(笑)。

 春日部市内に「鈴庵」という、一茶庵のそば教室で学ばれた方のお店がありますが、そちらよりも正統派の「一茶庵系」という印象を持ちました。
 「常陸秋そば」にどれほど放射能の影響があるのか。行く末が気になります。

 そうそう、帰り際に駐車場で女将さんとお話をすることができました。
 某そば屋で聞いた噂は本当だそうです。臼はダイヤモンドも砕くことができる特製だと、にこやかにお話をしてくださいました。

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関連ランキング:そば(蕎麦) | せんげん台駅

2011年9月24日 (土)

蓮田 おろしとんぶりソース ナトゥーラ 9度目

No Natura No Life

 たまにはパエリアとか食べてみたいと思うのですが、やっぱりいつものプリモとセコンドがついて1,800円のランチコースをお願いしました。
 女子大生のバイトがいらっしゃって、奥様は少しだけ余裕があったようです。あの席数を一人で回すのは、人間業じゃありません。もちろん、厨房も同じです。

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 前菜は
 ・素麺瓜の和え物
 ・北海蛸のカルパッチョ おろしとんぶりソース
 ・真鰺のカルピオーネ
 ・ツナとじゃがいものサラダ
 ・ハムとナッツ入りおつまみケーキ
 「おろしとんぶりソース」は7月のパスタにあった和風ソースです。大根おろしがさっぱりとしてとんぶりがプチプチ。酸味系が多かった。でも、特別暑かった夏を乗り切った胃袋には、このくらいの酸味がちょうど良いのです。ほどよく食欲を刺激してくれました。

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 パスタは「ボンゴレロッソ」と「小柱と木の子のクリームソース」。小柱は以前息子がノックアウトされたパスタ。ボンゴレのロッソは初めて。どちらも言うことありません。

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 メインは「若鶏のカチャトゥーラ」と「活き締めスズキのアクアパッツァ風」
 カチャトゥーラは以前越谷のイタリアンの3000円ランチでいただいたのとは雲泥の差です。旨味たっぷりのトマト味が染みこんだ若鶏がホロホロと。スズキはソースが若干塩辛かったですが、元々臭みのある白身魚なのでこのくらいは必要ですよね。

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 元記事は、http://u.tabelog.com/000225844/r/rvwdtl/2426942/ (食べログ)

店舗データ

トラットリア ナトゥーラ (TRATTORIA NATURA)
【住所】埼玉県蓮田市東4-11-4
【TEL】048-764-3776
【交通手段】徒歩:蓮田駅東口徒歩9分(約700m)
【営業時間】11:00~14:30(LO)、17:30~21:00(LO)
【定休日】水曜日 (祝日の場合は翌日)
【駐車場】有(お店前に6台(砂利敷き))


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2011年9月19日 (月)

【伊奈中央】 うまい肴でうまい酒を喰らい、うまい蕎麦で締める 「蕎麦きり さいとう(伊奈町)」

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手のひらで遊ぶ

 十割は終了していました。本当に残念。
 何事にも敏感な二男は、「お昼に来た方がいいお店じゃない?」。
 そうかもしれません。この日は相当に忙しかったらしく、夕方6時ころに訪問したら蕎麦打ちの真っ最中です。
 蕎麦は分量が少ないことが多いので大盛をお願いしたのですが、注文後に蕎麦の量が足りないからと二つは大盛キャンセル。そば茶アイスとクリームあんみつをお願いしたら、アイスも無くなっていた……。
 7時ころの帰宅時にはすでに営業終了の看板が出ていました。土日はやっぱり忙しいのでしょうね。

 当店の徒歩圏内にお住まいの方が本当にうらやましい。
 店主オススメの肴で店主オススメの日本酒を喰らい、入魂の十割蕎麦で締める。もちろん外二でも。基本、長居をするお店じゃないでしょうね。適量はビール1本とお酒二合くらい? もちろん、個人差があるでしょうけど。
 酒だけが目的じゃなくて、厳選されたつまみとのマリアージュ(!)を楽しんで、アルコールが回りきらないうちに蕎麦をいただく。

 お酒のメニューには、それぞれに合うつまみが書いてあります。お酒は燗の一手。淡麗辛口の冷やから宗旨替えしたばかりの初心者には、これ以上ない教科書でした。
 店主の手のひらに載って遊ばせてもらいました。もしかしたら、かなり上手に遊ばせてもらったかも知れません。

ハイブリッド煮こごり辨天

 「穴子の煮こごり」と「辨天娘」の相性の良さに絶句です。辨天娘でしか試していませんけど(笑)。

 「煮こごり」には穴子の旨味がギュッと閉じ込められています。塩辛いわけでも甘いわけでもありません。まったく雑味が無い濃厚な煮こごり。煮こごりを口の中に放り込むと、一瞬酔いそうなくらい濃く穴子の香りが広がって、穴子が躍り跳ねます。
 一瞬後、鎮めろ!と脳のどこかから指令が出されます。ここで、辨天娘に口を付ける。人肌に温められた辨天娘は薄甘く芳醇な香り。一口すすると荒々しい穴子の懐奥深くに、静かに浸透していきます。


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 「弁天娘女男白浪」を思い出しました。それまでしとやかで清楚だった美しい弁天娘が、口の中で白浪穴子男に出会って威勢のいい啖呵を切り始めます。しかし、ケンカをするのかと思いきや、素直に濃厚な穴子に取り込まれ、ついでに自身も高まり、気がつけば弁天娘と煮こごりが一体となってまったく別の「ハイブリッド煮こごり辨天」へと昇華していました(笑)。

 煮こごりの分量も辨天娘一合にちょうど良い。最後の一切れで、辨天娘を呑みきりました。静かに緞帳が下りてくるのがわかった。

 次いで「竹鶴」を注文しました。
 「穴子天せいろ」の穴子でやろうと思ったのですが、うまいことタイミングが合いません。頑張ってくださった女性店員さん、ありがとうございました。
 でも、そのあとすぐにぼくの「天せいろ」もやってきてしまい、竹鶴は普通の燗酒として胃袋に収まってしまいました。次回の楽しみにさせていただくことにします。

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大地に張り付いた茶色くて四角くて平べったい大きな塊

 店主のツイッター( @sobakiri )で知ったのですが、ちょうどこの日から新蕎麦だったようです。北海道だそうです。
 蕎麦は外二。とても力強い蕎麦の香りがしました。甘くないのです。もっと野性味に溢れた大地の香り、……とか書いちゃうと「北海道だから?」と笑われそうですが、それ以外表現しようがありません。
 変人覚悟で、味わった蕎麦の香りを共感覚的に表現しちゃうと、大地に張り付いた茶色くて四角くて平べったい大きな塊です。
 日本酒二合ですから、酔ってはいません。そんな映像が頭の中に浮かびました。

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 どちらかと言えば柔らかめです。肌がざらついていて、醤油の強い汁を目一杯持ち上げてきました。
 この汁が家族にはイマイチ不評。ぼくももうちょっと甘い方が好みです。
 ただ、不思議なことに、白濁した蕎麦湯を入れると、なぜか醤油の角が取れ、まろやかでふくよかな飲み物に変化しました。不思議です。マジック。

和モダン

 和モダンな店内は、テーブル席と小上がりがあります。それほど広くありません。お店に入ると目の前に、ひときわ明るい蕎麦打ち処があります。
 コンクリート打ちっ放しの外観から、想像した通りでした。調和がとれた素敵な空間です。 

 照明はかなり暗めなのですね。
 一週間に渡って、原因不明の不調を訴え続けている二男が「暗い暗い」と連発したので不安になってしまったくらいです。

 駐車場は、お店の周囲に6~7台分。

 明るいお店も体験したいので、いずれお昼に再訪させていただきます。

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店舗データ

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2011年9月 5日 (月)

東大宮 さっぱりタレでいただくトロトロの大井川共水鰻 「炭火焼 鰻 笹家(さいたま市見沼区)」

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 甘味が少なくさっぱり薄醤油味のタレと、ほとんど焦げ目の無い美しい焼き目が特徴です。
 タレが甘くないので、鰻本来の脂の甘味とコクがストレートに伝わってきました。身はホロホロと柔らかく、口に入れると皮までトロけてしまいます。当然、まったく臭みはありません。
 焦げ目の見えない美しい身は厚くはないですが、それほど薄くもなく食べ応えもありました。良い鰻でした。
 ご飯は硬めに炊かれていて粒が立っています。分量もそれほど少なくありません。

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 でも、特徴のあるタレは、好き嫌いが分かれるかも知れません。
 わが家では、カミさんにはイマイチだったようです。「しょっぱかった」と言っていましたが、ぼくにはそれほどの塩気は感じられませんでした。どちらかと言えば薄味に感じたくらい。食後に喉も渇きませんでしたし。子どもは気に入ったようです。
 ぼくももうちょっとタレの甘みがほしかった。 

 先行レビューを参考に、電話で予約をしました。予約時に注文をしておけば、到着時間に合わせて調理してくれます。
 お願いしたのは、「鰻重特上3,700円」と「鰻重上2,600円」をふたつ。到着時にビール。ビールの時間は調整してくれました(笑)。
 「笹家」さんの鰻は、養殖でも幻と言われる大井川の共水鰻を使用しています。同じ鰻を使用しているさいたま市岩槻区の「小島家」さんが印象的だったので、食べてみたくなったのでした。

 期待通り、美味しい鰻でした。
 もう少し安いと利用しやすいのですけどね。

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 第二産業道路からちょっとだけ芝川方面へ入った住宅地にあります。
 黄色っぽい外観のお店は、見た目は普通のお宅です。駐車場はお店の前に2台と、道路のちょっと先の砂利敷き駐車場に3台分くらい用意されていました。

 引き戸を開けて暖簾をくぐると、真ん前に廊下風の三和土が現れます。奥に厨房があって、ご主人が焼き場に立ち、奥様らしき女性が配膳をしてくださるようです。
 三和土の両側が客室です。障子の引き戸を開けると、細長い部屋に座卓が3卓並んでいました。
 狭い客室ですが、腰を下ろしてみるとそれほど狭苦しく感じません。同室の客が他にいなかったせいもあってか、とても落ち着いて食事ができました。隣席に客が入ったらどうでしょうね。

 日本酒の品揃えも良いみたいなので、夕飯にのんびり伺いたい。

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店舗データ


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