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2014年8月20日 (水)

【閉店】【幸手】 薄味なら素材の味を楽しめるという幻想 「農家料理なごみ(幸手市)」

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 全体的に薄味な料理が揃った中で、ひと際異彩を放っていたのが、一番最初に口を付けたみそ汁だった。糀の香りが濃厚でとても旨味が濃い。過去にいただいたみそ汁でも指折りの美味しさだった。
 思い出したのは、料理好きの知り合いからもらった手作り味噌。「農家料理なごみ」さんで使われている味噌は、間違いなく手作りだと思った。

 それも単なる手作りじゃない。ほとんど経験のない甘みのある強い糀香を出せる作り手は相当な手練だろう。20年くらい前まで実家で作っていた田舎味噌とは出来が違う洗練された味の味噌を作られる料理人。
 勝手に店主の手作りと勘違いして、こんなすばらしい味噌を作る方なら料理も相当に美味しいだろうと思って料理をいただいた。

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 しかし、食べ終わってもみそ汁の印象しか残らなかった。
 みそ汁の味と、その他の料理の味がひどくアンバランスだった。こんな味噌を作る料理人なのに、なんでこんなに印象に残らない料理を作るんだろうという違和感しか感じられない。

 強いて上げるなら2番目に印象的なのは、負の印象で申し訳ないが、小さく切られたかぼちゃのトップに振りかけられたハーブ。
 薄味でかぼちゃの味が楽しめるかと思ったのに、ハーブがすべてをブチ壊してしまった。
 しかもカットされたかぼちゃの小さいこと。ヤクザ映画で博徒が使うサイコロよりちょっと大きいくらい。これが3個。

 3番目は普通に塩が振りかけられていた玄米ご飯。わりと普通。
 4番目は、ビールをお願いしたら出てきた350mlの缶ビール! いろんなレストランに行くけど、エビスの缶ビールが出てきたのは初めて。で、これが500円(税込)。

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 そのほかはどれも味が薄く量も少ないので食べた記憶も薄い。
 調味料の味が薄いから、素材が持つ本来の味がもっと引き立っても良さそうなものだが、みそ汁が余りに素晴らしすぎたからか、ほかはほとんど印象に残っていない。

 大変申し訳ないが当店の料理人は、ほのかな塩気が他の味を引き立てることを軽視しすぎているのじゃないだろうか。
 
 または、何か特別な方法で調理されていらっしゃるそうだが、その調理法に頼りすぎているのではないか。頼りすぎて良い食材選びを怠ってしまっているのではないか。

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 農家の生まれなので、野菜本来の旨味はよく知っている。野菜の鮮度を保つ方法も教えてもらった。とにかく、カットしてはいけないことも。
 カットされた野菜は急速に旨味と栄養を失う。余談だけど、だからスーパーのカット野菜がダメなんだよね。

 当店の料理で温かいモノは、玄米ご飯、みそ汁、メインおかずだけ。
 ほかは、切り干し大根とかヒジキといった常備菜、つまり作り置き。それを見栄えよく小鉢に盛りつけて並べた。サラダは千切りキャベツとパプリカとキュウリ。ドレッシングは麹だった。

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 メインのおかずは、「大葉風味のコロッケ」と「鶏肉のオーブン焼き ローズマリー風味」を選んだ。
 鶏肉は小さな塊が3個。大葉入りのコロッケは、大葉がよく混ぜられておらず、大葉のものすごく強い部分とほとんど感じられない部分が極端だった。

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 ぼくらがいただいたそんなランチプレートのお値段は、1280円外税(A そよかぜセット)と1500円(B 幸せ花畑セット)。
 原価はどれくらいだろうね、なんて話ながら帰宅した。魚沼産コシヒカリの玄米でもお茶碗一杯で30~40円くらい。自家製味噌はどうだろう。大豆だって高級米の1/3くらいの値段だし……。
 大半がここでしか味わえない調理法のプレミアム価格なんじゃないかと話してもみたり。

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 帰宅して、お店のサイトを見て驚いた。
 美味しい味噌は自家製ではなかった。「まるみ麹本店」という岡山県総社市にある味噌・麹の専門店から仕入れていらっしゃった。
 手作りじゃなかった。

 当店のサイトにある通り「こだわりは持つが執着しない」という考えらしい。

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 これもまたサイトから得た情報だが、1日1名限定の「なごみカウンターランチ」(サイトからコピペ)というのがあって、「普段抱えているなんでもないことの捉え方をお話します。」(サイトからコピペ)というの特殊なコースがある。

 ぼくらのランチを調理している間、ずっとカウンターのお客様と「牧師さんの講話」か「お坊さんの説法」みたいなお話されていたのはそういうことだったのかと得心した。

 いろいろとおもしろいお店で、料理以外の部分でとても興味が涌いてきている。
 ただ、調理しながら活発に動く店主の口元を遠くから眺めていると、マスクした方がいいんじゃないかなぁとツッコミのひとつも入れたくなるよね。

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農家料理なごみ
昼総合点★★★☆☆ 3.1

関連ランキング:自然食 | 幸手駅

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