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2014年11月28日 (金)

【久喜(菖蒲)】 パフェもすごい/かき氷はフルーツソースが一番のオススメ 「雪みるく(久喜市)」

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 小春日和の日曜日、再び”ダメ元”で行ってみた。午後2時ころだったと思う。
 11月とは思えない暖かい日だったので厳しいと思ったが、今回も2テーブルが埋まっていたのみだった。渡された番号札は28番。
 暖かい日でそんな具合だったので、これから3月くらいまではこんな状態なのかもしれない。「慈げん」はどうなんだろう…ww。

 メロンを食べてみたかったが、時期的に終わってしまったという。迷った挙句、お願いしたのが、「モカクリーム マロングラッセ入り 600円」と「香ばしいきなこミルク 400円」。
 しかし、この日の一番人気は「パフェ」だったかもしれない。ぼくらが待っている間、次々とパフェが運ばれて、やってきたお客さんもパフェを注文する方が多かったので、我慢できなくなって「果物やさんのこだわりパフェ ミックス 600円」をお願いした。

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2014年4月20日 (日)

【浦和】 ワンランク上のソースで繊細なフレンチを 「ラ・ヴォワール(さいたま市浦和区)」

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 繊細で完成度の高いソースに驚いた。
 いろんなレストランで見かける「タプナードソース」も「ラヴィコットソース」も「トマトソース」も非常に丁寧に作り込まれていて、ワンランク上の仕上がりだったと思う。

 料理もどれもすばらしい。
 ソースが良いので、巧緻を尽くした料理を更に美味しくいただくことができた。

 フレンチレストラン「ラ・ヴォワール」は、浦和レッズサポなら誰でも知っているオフィシャルショップ「レッドボルテージ」の通りを挟んだ前のビルの2階にある。
 正確には「ラ・ヴォワール」の「真ん前」は「ロイヤルパインズホテル」があって、レッドボルテージとロイヤルパインズの間には酒屋とセブンイレブンがあるのだけれどww。まあ、そんな立地です。
 外階段を登った2階という構造なので、独立性が保たれていて良い。

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 二人で伺ってランチAコース(2,400円)をオーダーした。
 追加で、当店のスペシャリテというスープを小カップで2名分(300円×2)、デザートを盛り合せに変更(300円×2)し、ワインを2杯(650円、700円)いただいたので、合計7,350円だった。

 クルマはロイヤルパインズの地下駐車場に停めたので、駐車場代が800円。ちょっと高いランチになってしまった。浦和へ行くなら電車がいいかも(笑)。
 ランチAコースは、前菜、魚料理or肉料理、デザート、コーヒーor紅茶、プティフールという構成。他にBコースもあって、こちらはメインが両方つく。

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 内観は現代アートの美術館のような雰囲気で素敵。
 店内を見渡せるカウンターキッチンのような厨房でシェフが一人作業をしていらっしゃった。シェフの顔が見えるのはいいね。
 サービスは男性1名と女性1名。過不足ないサービスだった。

 全体的に気に入った。
 いつかBコースをいただきに行きたい。そのときは、できれば奥の落ち着く席でww。この日は入口真ん前で非常に落ち着かなかったので。

 ぼくらが選んだ前菜は、「スミイカの炙り タプナードソース ホワイトアスパラ添え」と「フローマージュ・ド・テート キャロットラペ添え ラヴィコットソース」

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 スミイカってなんだろうと思ったら甲イカだった。炙った甲イカの微妙な甘さと菜花のほんのりした苦味がいい。
 タプナードソースは、ブラックオリーブにアンチョビを合わせたそうだが、どこのよりも深い味わい。トップのピンクペッパーも素敵。
 タプナードソースと共に甲イカをいただき、菜花をいただき、ホワイトアスパラをいただいた。

 フローマージュ・ド・テートは、以前「メゾン・ドゥ・アッシュ」でいただいたときは「テット・ド・フローマージュ」との説明だったけどフランス語はよくわからない。
 たぶん、イタリアンで言う「コッパ・ロマーナ」と似たような料理だと思うんだけど、責任は持てません。

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 豚耳、ネック、豚足を香味野菜と共に柔らかく煮込んで煮凝りで固めた。黒いソースはバルサミコ酢。付け合わせにオレンジ風味キャロットラペ(フレンチ人参サラダ)と完熟トマトマリネ。
 当然臭味なんかない。ラヴィコットソースと合わせると更に旨味が増す。このラヴィコットソースも過去に味わったことがないすばらしい味わいだった。

 前菜の後に出て来たのが、追加300円でオーダーした「ごぼうのポタージュ カプチーノ仕立て(スペシャリテ)」
 スペシャリテというだけあって実に旨かった。甘過ぎず濃厚過ぎず適度な塩分とミルク感。ケチって「小カップ」をお願いして後悔した。

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 メインは、「鰆のポワレと新玉葱のコンポテ 桜に見立てて」と「ナヴァラン・ダ・ニョー 白インゲン豆と春キャベツ添え」を選んだ。

 鰆のポワレは、凝った皿ですよねぇ。シェリー酢とバジルと木苺のクリームで満開の桜をイメージしたんだとか。
 それはいいんだけど、「新玉葱のコンポテ」が見あたらない。鰆の下に玉葱のコンフィみたいなのが敷いてあったんだけど、それのことだろうか。
 味は良かった。玉葱の味わいが鰆を美味しくしていた。写真の右下に振りかけられた塩は「セロリ塩」とのこと。ほんのりとセロリが香った。

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 大好きなナヴァラン。仔羊は当然臭味なんか無い。
 トマトソースにはクミンを利かせているそうだけど、貧乏な舌はかぎ分けることができなかったのが残念。でも、これもまたワンランク上の感じがして、美味しくいただいた。

 メインには双方共に、スティックセニョールという野菜が付け合わされていた。
 最近よく耳にする「埼玉ヨーロッパ野菜研究会」から仕入れたそうで、茎の長いブロッコリーみたいな野菜。茎の食感が非常に良かった。

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 盛り合せにしたデザートは、なんと7種の盛り合せだった。

・カラメルプリン(白い器)
・ティラミス 上にコーヒーゼリー(透明のグラス)
・フレッシュキウィのシャーベット
・フランボワーズのムース
・苺のタルト
・ガトーショコラ
・マロンシュークリーム

 すばらしいですね。
 メニューを読むと加算料金の無いデザートでもかなり豪華なようだが、プラス300円でこんな皿が出てくるならお願いしないのはもったいない。
 味も文句なし。絶対のオススメ。
 
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 最後にコーヒーと小菓子(クッキーが2種類)が出て来て終わり。

 すばらしいランチだった。
 いつか落ち着く奥の席で、ゆっくりとBコースをいただきに行きたい。
 ランチは月替わりかどうか不明だが、頻繁に変わっているようなのでサイトでチェックしたい。

 サイトによれば、今回の消費税増税でも当面は値上げをせず現状料金を維持されるとのこと。立派ですね。
 でも、いずれ値上げは避けられないだろうから、頃合いを見計らって早めにBコースをいただきに行きたい(笑)。

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ラ ヴォワール

昼総合点★★★★ 4.2

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2014年1月26日 (日)

【伊奈中央】 料理と酒の本当のマリアージュを教えてくれた蕎麦屋 「蕎麦きり さいとう(伊奈町)」

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 2年以上前の夜にお邪魔して「穴子の煮凝り」と純米酒をいただいて以来、一躍忘れられないお店となった蕎麦屋。
 当店でいただいた「穴子の煮凝り」と「純米酒(辨天娘)」のマリアージュ(!)は最高中の最高で、後にも先にも料理とアルコールでこれ以上双方が高め合った美味を味わったことがない。単体ではありますけど(笑)。
 いい年してお恥ずかしいのだが、これほどまでにお互いを高めて双方が美味しくなる組み合わせは初めてだった。

 その鮮烈な体験以降、純米酒はもちろんワイン等でも色々とマリアージュを試してきたけど、ついぞこの組み合わせ以上のマリアージュには出会えていない。
 自分の飲食体験としてはそれくらい稀有な出来事だった。

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2013年12月29日 (日)

【武里】 人情味溢れる”あっさり目”広島お好み焼きの名店 「ひろしま天よし(春日部市)」

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 前回初めて当店でいただいて以来、広島お好み焼きに興味が涌いてリアル口コミとネットの範囲で調べている。

 広島お好み焼きの神髄は”重ね焼き”なのはわかっていたが、関東と違ってマヨネーズを使わない(お店が多い)のも特徴的だ。
 もちろん、変化する食文化にあってマヨネーズを提供するお店も増えているらしいが、客の要望も聞かずにマヨネーズをかけるのは不作法と考えられているそうだ。
 当店の場合、マヨネーズは置いていない。

 基本的な味はオタフクソースで、キャベツ、もやし、肉類、魚介類、天玉、イカ天等の具材だが、中には驚くような具材を使ったこってりのお店もあるようだ。

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 焼き加減も様々。具材の水分を飛ばしてカリカリに仕上げて、麺とともにカリカリもっちりと仕上げるお店もある。
 当店の場合は、店主自らおっしゃっていたように「あっさり系」で「しっとり系」と思われる。
 店舗の構造は当店のように、センターに厨房があって囲むようにカウンターが設えられているのが一般的らしい。

 埼玉県には20店~30店くらいあるようで、桶川とか川口あたりにも美味しそうな広島お好み焼きのお店があるのがわかった。
 中には定食屋風のメニューを揃えているお店もあるなど、混ぜお好み焼き文化しかない地で営業を続けていくには、大変な努力を必要としたようだ。

 当店のように店主が広島出身で創業50年近くにもなり(埼玉で数えても30年近く)、広島お好み焼き一本で営業を続けているお店は他には見つけられなかった。
 中国新聞のお好み焼きサイト【炎の鉄板】に掲載され、広島の観光情報サイト「広島ナビゲーター」にも掲載されている(炎の鉄板からの情報流用と思われるが)。

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 こんなサイトに捕捉されているという理由じゃなく、お店全体から放たれる雰囲気と佇まいから、広島お好み焼きの味は埼玉指折り、もしかしたら、本場広島と比べても相当イイ線行ってるんじゃないかと思ってしまう。
 広島で仕出し屋をやっている知り合いがいるので、うまいことタイミングがあえば連れて行ってみたい。

 この日は家族3人でランチに伺った。
 注文したのは、「天よし玉 そば 1,200円」「シーフード玉 そば 1,350円(玉子50円)」「かき玉 そば 1,400円(玉子50円)」、海軍さんの麦酒650円、呉吟醸ビール850円。合計5,550円。
 ちょっと高いかもね(笑)。

 たっぷり30分はかけて、丁寧に焼き上げる。時間はかかるが、行程を見て大将と話をしているだけで飽きない。

 かき玉が最高に美味かった。大ぶりの牡蠣がごらんのとおり。
 しっとりトロトロのお好み焼きに牡蠣のエキスがたっぷりと染み出てコクを増している。こんなお好み焼き食べたことない。
 陳腐な手垢の付いた表現でみっともないが「絶品」と言って差し支えない。

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 シーフードは、分厚い紋甲烏賊と海老がゴロゴロ。こちらも風味良く、下世話な話だけど「値段なりのモノはあるよなぁ」と感じ入った次第。

 海軍さんの麦酒(小麦)を初めて飲んだ。
 麦酒のラベルにも書いてあるヴァイツェンという小麦を使った所謂白ビール。濃厚で、ちょっとしたとろみがある。ホップの香りは少なく、フルーティで飲みやすい。
 これも美味いね。
 大麦の麦酒もあるそうだけど売り切れで飲めなかった。次回は是非。

 今回初めて目玉焼きトッピングをお願いした。
 「目玉焼きだと、卵2個になるけどいいかな?」「卵はとろりとするやつだけどいいかな?」尋ねる大将がキュート(笑)。
 別の客にもまったく同じことを聞いていた。これね、なかなかできることじゃありません。

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 仕事が一段落したとき、この大将、驚くべき行動に出た!! 
 腰を下ろしてタバコに火をつけちゃったんですよ(笑)。

 でも、いつもとは逆に好感度が上がっちゃった(笑)。
 タバコを吸っている料理人を見て、こんなに気持ち良くなってこんなに好感度が上がるのも珍しい(笑)。

 灰皿は床に置いてあるらしい。大将の口元をチラ見しても吐き出した煙が見えない。それも、3口くらい吸い込んで消した。で、手を洗った。

 目の前だったので家族みんなが見ていて、帰りのクルマで盛り上がってしまった。
 カミさん「ほとんど吸ってなかったよね? 煙はどこに吐いたの? 灰皿は床?」
 長男「逆に言うとさ、そこまでしても吸いたいんだ(笑)」
 
 料理人が厨房でタバコを吸うなんて考えられないけど、坊主憎けりゃの逆で、天よしの大将なら問題ないと思っちゃって、逆に好感度上げてしまった(笑)。
 ナトゥーラに次ぐ、ヘビーローテーション店になりそうな予感がする。 

★参考★
初回の訪問

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ひろしま天よし
夜総合点★★★★ 4.1
昼総合点★★★★ 4.1

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2013年12月15日 (日)

【武里】 昭和から春日部に息づく広島焼きの名店 「ひろしま天よし(春日部市)」

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 春日部市内に数店しかなく、埼玉県内でも数えるほどしかない「広島(風)お好み焼き店」の白眉と思われる。
 広島焼きはもちろんのこと、住宅街に佇む風情、狭く雑然としながらも居心地の良さそうな店内、鉄板の前で腕を振るう話好きの大将とサポートする奥さまのチームワーク、これらすべてが渾然一体となった名店と言って差し支えないと思う。

 訪問したのは土曜日午後6時ころだった。
 事前に3台用意されている駐車場の場所を伺おうと電話したら、「歩いて1分くらい。こっちに来てから聞いてくれる? 地図を見ながら説明するから」とのこと。
 確かに近い。暗かったので心配したが、すんなり見つけて「ひろしま天よし」とプレートのある場所に停めた。

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 ぼくらは二組目の客だった。
 店内は、六角形の三辺を切り取ったような鉄板のカウンター11席と、奥に4名くらいのテーブル席がしかない。カウンター席の左側は、奥の席からの廊下も兼ねた掘り炬燵風席になっている。

 掘り炬燵風カウンター席に腰を下ろして、
 「肉玉 ソバ 1,050円」×2
 「天よし玉 ソバ 1,200円」×2
 他に、「呉吟醸ビール 850円」や飲み物を注文した。全部で6,450円だった。

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 「呉吟醸ビール」が旨かった。
 フルーティーと言っても良さそうな吟醸香がほんのりと香り、コクが海溝のように深い。ホップは香るものの苦味は抑えられ、モルトの香りと合わさって独特の風味を醸し出している。

 吟醸ビールは初めて飲んだが、ここまで旨いものなのか。お値段高いですけど。
 大将は「呉の地元でも800円なんだ。ウチは850円だけどね」と豪快に笑っていた(笑)。輸送費込みだからね。

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 広島焼きは、いくつもの行程を経て非常に丁寧作られている。
 まず生地を丸く薄く伸ばす。その上にたっぷりのキャベツとイカ天等を載せる。更に大きめの豚バラ肉を2枚。塩胡椒等を振って、暫く蒸し焼きしたらひっくり返す。
 麺は別に焼く。麺に、水を加えてほぐしてちょっとのソースを垂らしたら、キャベツの蒸し上がり加減を見て全体を麺の上に載せる。で、また蒸し焼き。

 卵は、味をつけず鉄板に割り落としてクレープ状に丸く焼く。焼き上がったら、上に蒸し焼きしていたお好み焼きを載せてひっくり返す。
 最後に、青海苔を振りかけてできあがり。
 鉄板の上に持って来てくれるので熱々のままいただける。

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 すべての食材が一体となってひとつの料理になる。麺の食感もキャベツの食感も無い。トロリとした広島焼きに時々ちょっとした塊があたる。なんだかわからない(笑)。
 野菜の旨味、肉の旨味、イカ天の旨味、時折感じる胡椒の刺激と青海苔の風味。想像していたよりずっと深い味わいだ。
 オタフクソースは少なめ。もちろん、追加でソースをかけてもOKだけど、個人的にはソースは少なめにして複雑な味を楽しむべきだと思う
 マヨネーズは用意していないとのこと。

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 下町育ちでもんじゃ焼き大好きのカミさんが大絶賛で、子どもたちにも大評判だった。珍しく「また行きたい!」と申しておりました。
 広島焼きも美味しかったが、広島弁をまくし立てて客とコミュニケーションをとろうとする大将が国宝級だったww。
 この大将と話をするだけでも当店へ行く価値があると思う。

 気に入りました。
 名店だと思う。
 年に数回感じる「出会っちゃったなぁ」感があった(笑)。

 また伺います。

★参考★
二回目の訪問

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ひろしま天よし
夜総合点★★★★ 4.1

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2013年11月19日 (火)

【北本】 料理もサービスも経験豊かで自信に満ち溢れた熟達のフランス料理店 「ダンデライオン(北本市)」

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 オードブル(前菜)でワインを飲むせいもあって、メイン料理よりもオードブルの美味しさに感動することが多い。
 それは多分に、ワインと相性の良い前菜をいただいた時、双方が高め合って美味しくいただけたという意味も多く含んでいる。
 もちろん、食材や料理法がバラエティに富んでいて楽しめる点も大きい。
 アミュゼのオードブルみたいに、アルコールの肴だとかそんなことにまったく関係なく超美味しい場合も当然ある。

 だから、当店みたいに何よりもメイン料理の美味しさに感動することは珍しいかもしれない。
 それくらいメイン料理が良かった。

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2013年11月 4日 (月)

【蓮田】 居酒屋?ランチとは思えない驚愕の1000円海鮮丼 「舌笑屋(ごちや)(蓮田市)」

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 蓮田の「西城沼公園」に行くと、あちこちに当店の黄色い看板がある。
 「舌笑屋」と書いて「ごちや」。
 これ以上書きようがないんだが、舌と笑で一文字にした上記のような造語を店名にしている。舌が笑う。ごちそうさま。いいね。

 とにかく評判がいい。地元蓮田では知らぬ者のいないお店だ。(オーバーだけど複数名の意見ww)
 美味しいと評判なのは、新鮮な厚切りで提供される海鮮類である。中でも、厚切り海鮮類を惜しみなく盛りつけた海鮮丼(バラエティ丼)がオススメと聞いた。

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 食べログでもそこそこに評判がよく、敬愛する先輩レビュアー「ゴージャさん」が『下手な和食ファミレスや、回転寿司に行くなら、コチラをお勧めしますがね・・』と書かれていたのが印象的だった。
 そこはまったくの同意見。美味しかった。

 この日出て来た「バラエティ丼」も、まぐろ、ブリ、イカ、タコ、〆鯖、サーモン、帆立、玉子、が写真のように厚切りされドカドカと載っかっている。
 ランチ時は、これに茶碗蒸し、サラダ、みそ汁、あら汁(飲み放題)がついてどれも1,000円だ。
 酢飯じゃないのが残念だが、寿司屋じゃないのでそこは仕方ない。

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 ネタは新鮮だったと思う。イヤなドリップも全然出ていない。何より切り身が分厚い。
 特に良かったのがタコ。タコの足が分厚い切り身が柔らかい。貧困な食体験を自慢するようで恥ずかしいのだが、過去にいただいたタコではダントツに柔らかくて美味しかった。

 もうひとつお願いしたのが、「まぐろ漬丼」。
 これも切り身が分厚い。でも、ごく普通で、バラエティ丼ほどのインパクトはなかった。〆鯖が良いアクセントにはなっていた。
 この日は、ほかにビール(550円)を1本で合計2,550円だった。

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 ランチメニューは
 日替ランチ(平日限定の幕の内弁当風)
 刺身セット
 天ぷらセット
 カキフライ&から揚げセット
 まぐろ丼
 まぐろ漬丼
 まぐろいくら丼
 シャケいくら丼
 バラエティ丼
 焼きとり丼

 どれにも、茶わん蒸し、サラダ、みそ汁、あら汁が付く。

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 ホールの中央に、正体不明の大きなステンレス鍋があった。
 たまにお店の方が来て、下のコンロに火をつける。たまに客がやって来て蓋をあけて中身を掬っていく。横に置かれたタッパーは葱のようだ。
 お店に入った当初から疑問だった。カミさんとあれは一体何だろう、みそ汁かな?と話していたら、丼を持って来てくれたときに「あら汁飲み放題」と教えてくれた。

 あら汁といっても既に「あら」はなく。ただの坊主汁だったけど(笑)。
 それでも、刻み葱をたっぷりと入れて一杯いただいた。

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この写真の中央に大きなステンレス鍋。あら汁だった。

 不思議なお店だった。どうみても「居酒屋」の雰囲気。
 入り口の手前の左に個室があって、更に進むと左手に広い三和土のようなホール?みたいな飲食スペースがあって、数組が食事していた。

 そこを通り過ぎて扉を開けると更に飲食スペース。丸テーブルと小上がりがあって、12時前にも関わらず既に多くの方がいらっしゃった。
 この一番奥のエリアが主戦場かもしれない。壁一面に酒のラベルや意味不明の色紙が貼り付けられていた。

 身も蓋もない書き方をしてしまうと、外観、内装ともにチープ。
 もっと忌憚ない言い方をしてしまうと「バラック小屋」とか「掘っ立て小屋」みたいな(笑)。地震が来たらあっという間に崩れてしまいそうな。
 広い飲食スペースは天井が高く、自然の樹木をそのまま利用したような柱が立っていた。
 不思議な空間だった。

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 ザッと見渡すと100人くらいは入れそうなスペースだが、トイレは女性1男性1のみしか確認できなかった。
 夜、大混雑最高潮の時を考えると恐ろしい(笑)。

 なので、当店の利用はランチがオススメ。
 砂利敷きだけど広い駐車場もあって、とても利用しやすい。

 帰りしな、カミさんがポロリ。
 「駐車場が広いねぇ~。こんな場所クルマでしか来れないもんね。でも、みんなお酒を飲むんだよね??
 飲酒運転だけは絶対ダメですよ。自転車もね。

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舌笑屋
昼総合点★★★★ 4.0

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2013年11月 1日 (金)

【大宮】 ちょっと甘めの汁でいただくチュルンちゅるんの讃岐うどん 「手打ち讃岐うどん やま泉(さいたま市大宮区)」

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 13時前後の忙しい時間帯だった。
 もしかしたら茹で置きかと待つこと約15分。冷やのぶっかけだけど、この太さでこの時間なら茹で置きじゃなさそう。茹で置きだとしても、茹でたてに近いうどんをいただくことができたと思う。

 狭い店内はだいたい想像していた通り。L字型のカウンターと最大詰めたら12人くらいは座れそうな長テーブルがあるのみ(長テーブルといっても4人掛けテーブルを隙間無しに並べただけだけど)。
 とりあえず空いている席を見つけて、決めていた「ちく天ぶっかけ 800円」をお願いした。
 ホールを一人で切盛りしているお母さんが「暖かいの?冷たいの?」とおっしゃるので迷わず冷たいのをお願いした。

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 お父さんは『かな泉』で修行したとか、大和田店は閉めちゃったけど息子さんは『もり家』で修行したとか。
 単なる耳年増なので、メニューやうどんそのものについて何も解説できないが、元来のへそ曲がりなので評判倒れじゃなかろうなぁ、くらいの気持ちだった。

 ご覧のとおり、具がたくさん載っかって出て来たので白いうどんを撮影できなかったのが残念。
 掘り出して写真に収めたうどんは、すでに汁が染みこんでこんな色になっていた。

 うどんを撮影したあと、まさにこのうどんを一啜り口に入れて、その舌触りの良さに驚いてしまった。なんて滑らかなんだろう。ここまで舌触り良く滑らかなうどんは、行田の「由す美」でしか味わったことがない。
 甘めで濃い目の汁がほどよく染みこんで、こりゃ旨いわ。
 ぼくは、醤油の立った一般的なめんつゆでいただくうどんが余り好きではないので、甘めで濃い目の当店の汁はツボだった。

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 ちくわ天は三等分されている。サクッと上がって、甘めの汁が染みこんでこれもまた旨い。
 トッピングは、大根おろし、わかめ、鰹節、ごま。別皿ですだち、刻みネギ、おろし生姜。
 半分くらいまで刻みネギを入れたのみで楽しんで、残り半分になったらおろし生姜投入。ちょっと野性味のある味に変わってまた美味しい。
 で、最後にすだちを絞った。また味が変わる。ほんのりとして酸味が締めにちょうど良い。
 美味しい。

 うどんは、武蔵野のうどんほど剛直な感じはしない。むしろたおやか。小麦の香りもしない。濃い目の汁に最初から泳いでいたんだから当然(笑)。
 コシもそれほどでなく、ほどほどの弾力。滑らかな舌触りが上品で、ちゅるんと啜り上げられてしまう。
 美味しい。

 評判通りだった。
 また行きたい。

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手打ち讃岐うどん やま泉
夜総合点★★★★ 4.3
昼総合点★★★★ 4.3

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2013年10月20日 (日)

【北越谷】 東埼玉では指折りのイタリアンかもしれない 「イタリア厨房 ヴェスタ(越谷市)」

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 贔屓のイタリアン、蓮田の「トラットリア ナトゥーラ」以外で初めて見かけた「牡蠣とほうれん草のクリームソース(スパゲッティ)」が、ナトゥーラに勝るとも劣らない旨さで、かなり驚いた。
 ぼくら夫婦にとっては「事件」(笑)と呼びたくなるくらいの驚きだった。

 牡蠣の旨味がしっかりと溶け込んだ濃厚なクリームソースがとても良い。
 クリームの扱いが下手な料理人は、チーズを入れすぎて若干エグくなったり、クリームが強すぎて甘味が先立ったりするものだが、当店のシェフが作り出すクリームソースは非常にバランスがいい。
 ぼくの好みにピッタリのクリームソースを仕立ててくれた。

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 この時期だしこの値段(2,580円のランチコース)なので高価な岩牡蠣のはずがないが大きな牡蠣が4個。味も岩牡蠣かと思うほどに味が濃厚なので、シェフに質問してみた。
 もちろん、真牡蠣との答え。こんな値段で岩牡蠣が出せるはずないww
 シェフから直接返答をもらったわけじゃなくて、ホールの女性経由で「岩牡蠣じゃありません」と返ってきた。それなら真牡蠣しかありえないよね。

 ナトゥーラの「牡蠣とほうれん草のクリームソース」と違う点は、ほうれん草の使い方だ。
 ナトゥーラの場合は、火の通ったほうれん草をクリームと混ぜているだけだが、当店の場合は火の通ったほうれん草の他に、生のほうれん草を細か目に刻んでトップに散らしてあった。(緑の細かい葉っぱは識別が難しいけど、たぶんほうれん草だと思う)

 これが若干の青臭さみたいな味わいも生んで、ナトゥーラとはまた違った味わいになっていた。ちょっとだけハーブみたいな香りもあったけど、まさか、ね。

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 お願いしたのは、【サラダ、パン、前菜盛り合せ、パスタ(ピッツァ)、メイン料理(魚or肉)、デザート盛り合せ、飲み物】の構成で2,580円の「ミラノコース」。
 これを二人分と白のハウスワインをグラス1杯(420円)、ピッツァをハーフ&ハーフにした加算料金150円をプラスして、合計5,730円だった。

 ランチは他に2コース用意されている。
 「フィレンツェ(前菜盛り合せ、サラダ、パン、パスタorピッツァ、デザートとジェラート、飲み物) 1,480円」
 「ナポリ(前菜盛り合せ、肉料理or魚料理、サラダ、パン、デザートとジェラート、飲み物) 2,000円」

 「パンはお代わり自由」と言われたが、ぼくらのコースだけかもしれない。たぶん、全コースだと思うけど。
 このパンも悪くなかった。

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 サラダのドレッシングも良かった。
 玉ねぎをみじん切りしたものをベースにしたドレッシングで、とても美味しい。自信があるようで、店頭で販売もしていた。
 春日部越谷で「玉ねぎのドレッシング」といえば、獨協高校近くの「トラットリア 要」だけど、旨味はあちらに譲るがこちらも非常に美味しかった。
 
 前菜は、
 バーニャカウダ
 豆のサラダ
 ローストポーク トンナートソース
 以上3点盛り。

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 この皿ではバーニャカウダがすばらしい。ソースが過去どこでもいただいたことが無い美味しさだった。
 バーニャカウダソースって、アンチョビの香りが強すぎたり油分が強すぎたり(ぼくがあまり質の良いのをいただいて来なかっただけかもしれないが)して、ウチのカミさんはあんまり好んで食べたことがなかった。
 その彼女が「美味しい美味しい」と全部平らげてしまった。
 確かに、アンチョビの香りが程よく旨味の濃い美味しいバーニャカウダソースだった。

 野菜は、ブロッコリー、きゅうり、パプリカ等。野菜だけでなく小海老があったのも良かった。
 野菜はどれもほどよく柔らかく、非常に食べやすい。野菜の旨味も濃い。ブロッコリーやパプリカは、食感が悪くならない程度に軽く茹でてあったと思う。これも良かった。

 メイン料理は「真鯛のソテー 木の子のソース」と「牛フィレ肉のステーキ マスタードソース」の2択だったので、夫婦で両方をお願いしてみた。

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 真鯛の焼加減がすばらしい。
 皮がパリッと身はほろほろと。皮のパリパリ加減は過去最高クラス。食感が最高。
 ソースは、木の子といっても舞茸風味が強いので好き嫌いがあるかもしれない。ベースはクリームなので当店のシェフはクリームの扱いがお得意なのだろう。
 このソースも良かった。舞茸の香りが真鯛を邪魔していない。

 肉料理の牛フィレ肉は、この価格帯では味わったことのない良い肉だったと思う。
 非常に柔らかく旨味が濃かった。もし、それほど良い肉でないのなら、シェフの肉の扱いがお上手なんだと思う。焼加減は写真の通り。これくらいがちょうどいい。

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 ソースは赤ワイン系にマスタードを合わせたもの。よくあるタイプだが、フィレ肉によくあっていた。
 非常に美味しくいただいた。
 
 肉にしろ野菜にしろ、付け合わせの野菜に網目がついてる。
 一度網焼きしてボイルしてあるんだと思う。こうした方が野菜の旨味が出る。細部にまで拘って丁寧に手を掛けた料理だった。

 ちょっと残念だったのが、ピッツァとデザートとコーヒー。

 ピッツァはプラス150円でハーフ&ハーフにしてくれるとのことなので、「生ハムとルッコラ」と「マルゲリータ」のハーフでお願いした。
 焼く前にホールの方から声がかかって「ピザを焼くところをご覧になりますか?」と誘われた。もちろん断る理由はないので、ご自慢の石窯を見せていただいた。シェフの調理風景も。
 写真も撮らせていただいた。でも、よくあるガスバーナーの石窯なのでここには掲載しない。

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 ピッツァはナポリ風。
 生地がとてもモチモチして美味しいのだが、額縁の膨らみが足りない。全体のふっくら感もいまひとつ。チーズも残念ながらいまひとつだったように思う。
 マルゲリータより生ハムルッコラの方が、味は良かった。もちろん、具材は後載せ(笑)。

 すべてシェフの手作りというデザートの盛り合せは「モカ風味のシフォンケーキと栗のティラミス」だった。
 どちらも出来はいまひとつ。
 シフォンは確かにフワフワだがコーヒーの香りが全然しない。シフォンは今どき主婦でも作れるのでこの手のお店では有難味が少ないのもある。ティラミスは甘いだけで栗の風味がほとんどしなかった。
 残念だが、すべてにおいて万能は難しいから。
 
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 コーヒーはまったく香りがしない。
 ここまで美味しくないコーヒーは随分久しぶりかもしれない。

 最後にちょっとした苦言になってしまったけど、逆に、これだけのコースをいただいて、イマイチだったのがこれしかないなんて。
 ご自慢らしいピッツァにこんなことを書いてしまって申し訳ない。でも、一考の余地があると思う。
 それと、コーヒーは簡単に改善できるだろう。

 全体的には、大満足のランチだった。
 これで、トマトソースとアーリオオーリオが美味しければ、ぼくら夫婦の脳内では「ナトゥーラ」に次ぐ位置を確保してしまいそう。「イルモンドピッコロ」と並ぶくらいの。
 上尾より近いのでこっちに頻繁に通ってしまいそう。

 駐車場は建物の横の共同駐車場に5台分完備。
 サービスは女性2名。悪くなかったと思う。

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↑ 店頭にある駐車場案内図。
↓ 駐車場は右手。正面のグレーの建物にお店がある。
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 これだけのお店の厨房を、シェフがたったひとりでやっているのも「ナトゥーラ」を彷彿とさせる。というか、非常に好感が持てる。つまりいつでも同じ味が楽しめるということ。
 逆に言うと、たった一人なので時間がかかる。この点も「ナトゥーラ」と同じ。この日は、正味1時間半くらいかかった。

 2012年12月オープンしてまだ一年にもならないのに、地元では根強い支持があるようで常連らしき方や女性グループでほぼ満席だった。
 奥には6名程度の個室もあるので、いろんなシーンで利用ができそう。

 良い店だった。
 お近くの方は是非一度利用してみて欲しい。

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ヴェスタ
昼総合点★★★★ 4.3

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2013年10月14日 (月)

【羽生】 一個五十円に拘る職人の心意気! 「あま太郎(羽生市)」

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 なんでもかんでも「B級グルメ」とつけりゃいいと思っちゃいねぇかい?
 いまのアレなんかよ、「粉もん料理アイディア品評会」じゃねぇか。なぁにが「B級グルメ王」だ。
 職人を馬鹿にすんなっての。なんで最初っから「B級」とかいうのを目指さなきゃなんねぇんだ? 「A」が一番なら「B」は二番つぅこったろ? はぁ? 意味分かんねぇよ。

 マスコミに乗っけられてよ。「B層」の客が群がってくるから、気持ちはわからんじゃない。大儲けできるもんな。町おこしにもつながりそうだもんな。
 でもよ、おめぇたちが目指すのはそんな一過性のモンじゃねぇだろ? 一山当てたいだけじゃねぇだろ? 町の名物を作りたいんだろ?

 埼玉に限らず、古くっからある土着の伝統的郷土料理なんて、そうそうあるもんじゃねぇんだよ。
 それを作りたくて寝る間も惜しんで考え出した料理じゃねぇか。その血と汗と涙の結晶を蔑ろにしちゃダメだ。

 なぁんにも焦る必要なんかねぇ。自分たちで作り出した食いもんを信じて、町の連中に食わせ続けろ。
 20年30年経ったとき、どうなっているか。そりゃ、まぁ、おめぇたち次第だな。自分たちが旨ぇと思うもんを、誠心誠意客に訴え続けな。ブレるんじゃねぇぞ。きっと名物になってる。
 時計止めて考えんな。

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 羽生の「あま太郎」を見てみな。これと信じて何十年もやっていらっしゃる。
 最初はチェーン店だったそうだ。だけど、枯葉が散るみてぇに減っていまや数えるほどになっちまった。看板読んでみろよ。
 「新名物 あま太郎 東京甘太郎総本舗チエンストアー 羽生営業所」だぜ。泣かせるなぁ。

 春日部のあま太郎が昭和42年創業だそうだから、弟さんのお店のここはいつからなんだろうね。
 こんな旨いモンを、一個たったの50円で売ってるんだぞ。尊敬する高旨さんの書いたの読んだか? 
 親父さんの言葉が泣かせるじゃねぇか。「ひとつ100円もらえれば、こんなもんじゃない、絶品の大判焼きが作れるんだけどなぁ・・・・・(高くて旨いは当たり前さんのレビューから引用させてもらいました。高旨さんすみません)」 だとよ。

 羽生「あま太郎」の大判焼きは旨ぇよ。春日部と同じで姿が美しいよ。
 外皮が硬くてモチモチしているのが特徴だな。どこのより硬い。言ってみれば、クラストの硬いフランスパンみたな食感。両手でかなり力を入れないと二つに割れない。中はフワッとしてる。この食感がおもしれぇや
 餡子は50円だからってケチったりしねぇ。たっぷりだぞ。春日部のみてぇにちょっとした塩気はねぇ。でも、甘さは控えめでだらしなくない。
 何より、材料費を抑えに抑えて、50円で客に旨ぇもん食わせようって心意気がたまんねぇ。

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 オレも高旨さんと一緒で、100円でご主人の言う絶品を食ってみてぇと思うよ。
 だけどよ、そうしないのが職人の拘りだろ。心意気ってモンだな。春日部は70円だから、そのくらいまでは構わん思うけどな。

 大将がよ、あま太郎焼を大事そうに経木にくるんで包装紙で巻いた。
 で、聞かれたんだ。「時間はどのくらいですか?」ってよ。
 時間がかかるって答えたら、「じゃあ、新聞紙でもくるんでおきましょう」って言って奥に引っ込んだ。
 経木と合わせて三重だぜ。一個五十円のあま太郎焼に。感激したね。

 余分な水分を紙が吸い込んでくれて、1時間あとに食っても十分にパリッとしていた。感動モンだったぜ。

 何がBで何がAか知らねぇが、「あま太郎」はオレにとっちゃ間違いねぇ「A級グルメ」だったね。
 職人の心意気まで全部含めてな。

 ところで、話は変わるけどよ、尊敬する「ゼリーフライ」はまた圏外だったのか? まあ、何位でも関係ねぇな。
 あの人たちは、自分たちの作っている食いもんが「B級グルメ」だとか言われても笑ってやり過ごすんだろうし。でも、そのなんとか大会が定着しちまったから出る。負けても負けても参加し続ける。
 だってよ、「B級グルメ」とかいうもんが世の中に出てくるずっと前から行田にある食いもんなんだからよ。

 行田の人は違うと言うかも知れねぇが、「ゼリーフライ」と「フライ」は行田の誇りだからよ。
 おめぇらも、町の誇り作れよ。自分たちを信じてな。

 客は職人の心意気を旨ぇと思うこともあるんだ。
 覚えといてくれ。 

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あま太郎
昼総合点★★★★ 4.3

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