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2007年8月26日 (日)

観戦記 第22節 FC東京戦

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 浦和3-2FC東京

 試合開始20分前にスタジアム到着。慌しくパルミジャーノカレーを買いに行く息子を尻目に、自分はカロリー計算された握り飯にかぶりついた。握り飯2個とちょっとした惣菜で、都合520kcal。岡田斗司夫の「レコーディングダイエット」によれば、いまのところはまだ「助走」段階で記録するだけなのだが、どうしても気になってカロリー控え目になってしまう。

 握り飯をほお張りながら場内アナウンスを聞けば、先発に堀之内の名前があって坪井の名前がない。事前情報が無かったので心配してしまった。試合終了間際にネネが出てきたので、坪井の身体に何か異変が起こったのは想像できたが、何かわからず、頭を打って退場してしまった闘莉王も合わせて、とても不安だった。

 しかし、今朝のSANSPO.COMを読んで一安心した。

 ★欠場と途中交代
 浦和のDF坪井慶介(27)が、左内転筋痛でFC東京戦を欠場。DF田中マルクス闘莉王(26)は、脳震とうで後半44分に途中交代。試合後は普通に歩いて競技場を離れた。

 それにつけても、堀之内は出てくれば何かをしてくれる男だ。ここぞという場面での得点で何度チームを助けたか。昨日も、身体を張った堀之内らしい魂がこもった得点だった。スピードに乏しいのが残念で、何度か右サイドを破られてはしまったが、いきなりの試合であれだけ動くことができるのはすばらしい。

 後半開始早々に得たコーナーキックで、その堀之内を含めたDF3人が上がって行って、同時に手を上げた。萌えました。達也の1点目も、堀之内が上げた2点目も、かならずファーサイドに闘莉王がいた。セットプレーで上がるのはわかるが、流れの中で勇躍上がっていく姿は実に頼もしい。

 しかし、闘莉王が上がってしまうと、その穴を埋めている啓太本来の位置がガラ空きになってしまう。中盤はスカスカなのだから、相手は楽にボールを持って上がってくる。そんなシーンが何度か見られた。昨日は特に顕著だったように思う。阿部も堀之内も攻撃参加が目立ったからだろうか。

 FC東京は、前線から惜しみなくプレスをかけてくるので、簡単にボールを持たせてもらえない。だから、こちらのビルドアップに時間がかかり、なかなか前に進むことができない。そんなときの飛び道具の威力には凄まじいものがある。左サイドを切り裂く一陣の矢のような平川だ。

 ●平川忠亮選手(浦和):
 「アシストはイメージどおり。2アシストはうまく行き過ぎです。相手もこの前の試合のこともあって、タテを切ってくると思っていたので、(相手を)かわしたあとすぐに上げたり、タテが無理なときには右足で簡単に上げることも考えていた。
 左足は自信がないので、外から上げるというよりも、丁寧にパスを送るという感じ。1点目なんかはタツヤ(田中達)がよく前に入ってきてくれた。
(2点目のアシストについて)何人か飛び込んで来るのは分かっていたので、そのまま誰かが触ればゴールかなと思っていたが、ホリ(堀之内)がうまく合わせてくれた。
(サイドからの仕掛けが目立ったが?)チーム自体の調子がいいので、自分のところにもいい形でボールが回ってくるということだと思う。
(今日は日本代表のオシム監督も会場に来ていたが、その辺の意識は?)あまり意識していない。チームでも競争は激しいし、まずはチームで試合に出ることが先。チームで結果を出していれば、そういのも見えてくると思う。 首位に立っているし、いまは自分たちのサッカーを信じてやるだけ」 (J's GOALより)

 完全に体得したかもしれませんね。相馬だって黙ってこのままポジションを譲るつもりは無いだろうから、刺激しあって更なる高みを目指して欲しい。ただ、相馬は突破力は魅力だが、クロスが得点に結びついた記憶がない。突破はするが、いい加減なクロスが多い印象。守備力も平川が優位だ。相馬は相当に奮起しないといけない。

 平川は右サイドが本職だから、この争いには実は暢久も加わっている。本人はどの程度自覚しているかな。昨日の山田は、守備の人だった。前半こそ、何度か右サイドを抉っていたが、後半は消えてしまった。それでも、リチェーリを完全に押さえて仕事をさせないのはさすが。願わくば、もっと攻撃に参加して欲しかった。

 難しい時間帯もあったが、決めるべき人が決めて勝つことができた。しかし、相手の得点で目が覚める悪癖はなんとかならないだろうか。やるべきサッカーがわかっていないかの動きが目立つ。なぜか、チーム全体の運動量が落ちて浮き足立つ時間帯があって、昨日もそんなときに失点してしまった。後半にもまた魔の時間があった。なぜだろう。

 ワシントン不在は影響があるだろうか? ぼくはあまり感じない。それどころか、前線からの動きが活発で、ポジションチェンジもスムーズにできていて、組織プレーに関しては、ワシントンがいるころよりもうまくいっていると思う。湯浅さん流に言えば、「前線のフタ」がなくなったんだから、当然なのだ。

 思っていたより、永井がよくやっている。よく動いて前線からプレスをかけ、そこそこにポストもこなしていた。シュートは一本も撃てなかったが、動きは良かったと思う。前線のワシントンに預けても、DFを何人も背負って5回のうち4回くらいはボールを失ってしまうのだから、マークが分散できているいまの状態は良いと思う。欲を言えば、永井はもっと積極的に動いてもいい。

 最後に長谷部に触れようかな…。悩みが深いのかな。簡単にボールを奪われたり、ミスパスをしたりとまったく良いところがない。結局、考えすぎなのでは? もっと簡単にプレーすることができるのに、ミスをする自分が頭に浮かんでしまって、プレーが一瞬遅れて身体が硬直して、というような。良いときのビデオをじゃんじゃん見たらどうですか? そんな簡単なことじゃないかな。

 最後といいながら、もうひとつ。オジェック監督は、よくやっていると思う。でも、やっぱり交代が遅い。ポンテの場合、キックが乱れたり、集中力が途切れたりするのは、燃料切れのサインなのだ。わかっているでしょうに。なんで、もっと早めに交代してくれないのかな。いまのチームは良くも悪くもポンテなのだから、引っ張りたい気持ちはわからないでもないが。

 帰り道、122号に出たときスタジアムから歓声が鳴り響いた。こりゃ、ガンバは負けたな。これで勝ち点差は4。まだまだ優勝を意識する段階ではない。目の前の相手を、ひとつずつ倒すことだ。まずは今期好調なアウェイで、友ちゃんの神戸を倒して、崩壊寸前の大宮に引導を渡すこと。それが来週の使命だ。残酷だが、これが現実。つらいね。

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