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2007年8月の15件の記事

2007年8月30日 (木)

第23節 雑感

 手前味噌で申し訳ないが、レッズは安定感がある。それってやっぱり守備の意識が強いからで、大崩れすることがほとんどない。真夏の連戦を無失点で乗り切るのは難しい。しかし、某大阪のチームのように、3点差で負けたかと思ったら次節3位のライバルを相手に4点差で勝つと言うような不安定さは微塵もない。

 どちらがおもしろいかというと、判断の分かれるところだとは思う。チームを愛する理由はいろいろあるだろうが、某大阪のチームが与えるやんちゃ坊主のスペクタクルに、逆に愛情をかきたてられるサポ・ファンも多いかもしれない。怒りは負の感情のみから生まれるものではないと思うから。

 達也が2得点。最近3試合で5得点の荒稼ぎだ。素直にうれしい。あの悪夢の2005年10月15日の柏戦から、2年が経とうとしている。足は大丈夫なんだろうか。まあ、本人が一番よくわかっているだろうからね。それにしても、復帰10試合で7得点は出来すぎだ。

 残すところ11試合。達也が得点を挙げれば、おのずと優勝が近づいてくる。とりあえず、今期は2003年シーズンに記録したリーグ戦11得点を上回ろう。サポは勝手にそんなことを思うが、オジェック監督の試合後のコメントに気になるところがあった。

Q:田中達也が2得点したが、彼の評価と、連戦が続いていることで彼に疲れがきているのかどうか、監督の目からはどう映るか?
「田中達也は見てわかるとおり、すごく屈強な体格の持ち主ではない。しかし、彼は試合になると本当に惜しみなく走り回る選手。チームにいるときは、彼をなるべく休ませようと、非常に気を使って練習内容を考えているが、われわれの手の届かないところではどうすることもできないので、それは心配の種だ」(J's GOAL オジェック監督コメントより)

 相当に練習しているんだな。オーバーワークには気をつけてくれよ>達也。

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2007年8月26日 (日)

観戦記 第22節 FC東京戦

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 浦和3-2FC東京

 試合開始20分前にスタジアム到着。慌しくパルミジャーノカレーを買いに行く息子を尻目に、自分はカロリー計算された握り飯にかぶりついた。握り飯2個とちょっとした惣菜で、都合520kcal。岡田斗司夫の「レコーディングダイエット」によれば、いまのところはまだ「助走」段階で記録するだけなのだが、どうしても気になってカロリー控え目になってしまう。

 握り飯をほお張りながら場内アナウンスを聞けば、先発に堀之内の名前があって坪井の名前がない。事前情報が無かったので心配してしまった。試合終了間際にネネが出てきたので、坪井の身体に何か異変が起こったのは想像できたが、何かわからず、頭を打って退場してしまった闘莉王も合わせて、とても不安だった。

 しかし、今朝のSANSPO.COMを読んで一安心した。

 ★欠場と途中交代
 浦和のDF坪井慶介(27)が、左内転筋痛でFC東京戦を欠場。DF田中マルクス闘莉王(26)は、脳震とうで後半44分に途中交代。試合後は普通に歩いて競技場を離れた。

 それにつけても、堀之内は出てくれば何かをしてくれる男だ。ここぞという場面での得点で何度チームを助けたか。昨日も、身体を張った堀之内らしい魂がこもった得点だった。スピードに乏しいのが残念で、何度か右サイドを破られてはしまったが、いきなりの試合であれだけ動くことができるのはすばらしい。

 後半開始早々に得たコーナーキックで、その堀之内を含めたDF3人が上がって行って、同時に手を上げた。萌えました。達也の1点目も、堀之内が上げた2点目も、かならずファーサイドに闘莉王がいた。セットプレーで上がるのはわかるが、流れの中で勇躍上がっていく姿は実に頼もしい。

 しかし、闘莉王が上がってしまうと、その穴を埋めている啓太本来の位置がガラ空きになってしまう。中盤はスカスカなのだから、相手は楽にボールを持って上がってくる。そんなシーンが何度か見られた。昨日は特に顕著だったように思う。阿部も堀之内も攻撃参加が目立ったからだろうか。

 FC東京は、前線から惜しみなくプレスをかけてくるので、簡単にボールを持たせてもらえない。だから、こちらのビルドアップに時間がかかり、なかなか前に進むことができない。そんなときの飛び道具の威力には凄まじいものがある。左サイドを切り裂く一陣の矢のような平川だ。

 ●平川忠亮選手(浦和):
 「アシストはイメージどおり。2アシストはうまく行き過ぎです。相手もこの前の試合のこともあって、タテを切ってくると思っていたので、(相手を)かわしたあとすぐに上げたり、タテが無理なときには右足で簡単に上げることも考えていた。
 左足は自信がないので、外から上げるというよりも、丁寧にパスを送るという感じ。1点目なんかはタツヤ(田中達)がよく前に入ってきてくれた。
(2点目のアシストについて)何人か飛び込んで来るのは分かっていたので、そのまま誰かが触ればゴールかなと思っていたが、ホリ(堀之内)がうまく合わせてくれた。
(サイドからの仕掛けが目立ったが?)チーム自体の調子がいいので、自分のところにもいい形でボールが回ってくるということだと思う。
(今日は日本代表のオシム監督も会場に来ていたが、その辺の意識は?)あまり意識していない。チームでも競争は激しいし、まずはチームで試合に出ることが先。チームで結果を出していれば、そういのも見えてくると思う。 首位に立っているし、いまは自分たちのサッカーを信じてやるだけ」 (J's GOALより)

 完全に体得したかもしれませんね。相馬だって黙ってこのままポジションを譲るつもりは無いだろうから、刺激しあって更なる高みを目指して欲しい。ただ、相馬は突破力は魅力だが、クロスが得点に結びついた記憶がない。突破はするが、いい加減なクロスが多い印象。守備力も平川が優位だ。相馬は相当に奮起しないといけない。

 平川は右サイドが本職だから、この争いには実は暢久も加わっている。本人はどの程度自覚しているかな。昨日の山田は、守備の人だった。前半こそ、何度か右サイドを抉っていたが、後半は消えてしまった。それでも、リチェーリを完全に押さえて仕事をさせないのはさすが。願わくば、もっと攻撃に参加して欲しかった。

 難しい時間帯もあったが、決めるべき人が決めて勝つことができた。しかし、相手の得点で目が覚める悪癖はなんとかならないだろうか。やるべきサッカーがわかっていないかの動きが目立つ。なぜか、チーム全体の運動量が落ちて浮き足立つ時間帯があって、昨日もそんなときに失点してしまった。後半にもまた魔の時間があった。なぜだろう。

 ワシントン不在は影響があるだろうか? ぼくはあまり感じない。それどころか、前線からの動きが活発で、ポジションチェンジもスムーズにできていて、組織プレーに関しては、ワシントンがいるころよりもうまくいっていると思う。湯浅さん流に言えば、「前線のフタ」がなくなったんだから、当然なのだ。

 思っていたより、永井がよくやっている。よく動いて前線からプレスをかけ、そこそこにポストもこなしていた。シュートは一本も撃てなかったが、動きは良かったと思う。前線のワシントンに預けても、DFを何人も背負って5回のうち4回くらいはボールを失ってしまうのだから、マークが分散できているいまの状態は良いと思う。欲を言えば、永井はもっと積極的に動いてもいい。

 最後に長谷部に触れようかな…。悩みが深いのかな。簡単にボールを奪われたり、ミスパスをしたりとまったく良いところがない。結局、考えすぎなのでは? もっと簡単にプレーすることができるのに、ミスをする自分が頭に浮かんでしまって、プレーが一瞬遅れて身体が硬直して、というような。良いときのビデオをじゃんじゃん見たらどうですか? そんな簡単なことじゃないかな。

 最後といいながら、もうひとつ。オジェック監督は、よくやっていると思う。でも、やっぱり交代が遅い。ポンテの場合、キックが乱れたり、集中力が途切れたりするのは、燃料切れのサインなのだ。わかっているでしょうに。なんで、もっと早めに交代してくれないのかな。いまのチームは良くも悪くもポンテなのだから、引っ張りたい気持ちはわからないでもないが。

 帰り道、122号に出たときスタジアムから歓声が鳴り響いた。こりゃ、ガンバは負けたな。これで勝ち点差は4。まだまだ優勝を意識する段階ではない。目の前の相手を、ひとつずつ倒すことだ。まずは今期好調なアウェイで、友ちゃんの神戸を倒して、崩壊寸前の大宮に引導を渡すこと。それが来週の使命だ。残酷だが、これが現実。つらいね。

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2007年8月25日 (土)

東京戦 期待している

 永井。ともかく今日は永井。ワシントンの来日が遅れるという報道があって、がっかりしたサポも多いかもしれない。でも、永井がいれば問題はないのだ。ワシントンからポジションを奪い取れ、ワシントンが帰ってきても簡単にポジションを渡すな。そんな気概のあるプレーを見せてくれ。願わくば3試合連続得点を。

 こうなると、FWのスーパーサブの位置に立つのは、岡野ではなく小池であって欲しい。初出場では残念なシーンもあった。今日も出番があるかもしれない。できたら、今日は前回よりも長い時間出場して、前回よりも動き回ろう。もちろん、出場時間を決めるのは監督だが。

 そして平川だ。この前、オシム監督が名前を挙げていたけど、気負うことなくやるべきことを淡々とやってくれ。攻めあがったときに内に切れ込んで放つシュートはとても有効だ。これは相馬にはないストロングポイント。浦和の両サイドを活性化させて、更には代表で走り回る平川を見せてくれ。

 坪井は、カメルーン戦では外されてしまった。何年にも渡ってずっと選ばれてきたから、戸惑いもあったかもしれない。でも、代表には坪井ほどの走力をもったDFはいないのだ。出番は必ず来るはずだ。浦和でのすばらしいパフォーマンスをオシムに見せ付けて欲しい。

 代表でこき使われて疲労困憊だろうが、啓太も阿部も頼む。都築も達也も闘莉王も暢久もポンテもみんな頼む。そして長谷部。長谷部は自然体で良いのだ。最近プレイに迷いが見られるように思う。ゲームを読む能力には人一倍長けているんだから、的確に動くことができるはずだ。迷うな。サッカー選手としての本能に従え。

 みんな、期待している。ホームで喜ばせてね。

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2007年8月23日 (木)

カメルーン戦&ベトナム戦

 日本2-0カメルーン

 闘莉王、啓太、阿部、達也の4人が先発。動きもそこそこ良くて、カメルーン相手によく戦っていたと思う。達也は飛ばしていたね。でも、啓太が気になる。ちょっとオーバーワークでしょう。いくら頑丈な啓太でも、これだけ使われたら調子が狂ってくる。リーグ戦でも最近精彩がないが、しばらく休ませて欲しい。無理な相談だろうか。

 いまの浦和に山瀬がいたら、とつくづく思う。すべての浦和サポを敵に回すような移籍劇は、人間性までも見損なう出来事だった。いまでも、なかなか冷静に見ることができないでいる。そんな山瀬が、昨日の試合では真剣な顔で浦和の選手らと何度も話し合っていた。時は刻々と進んでいる。以前にも増して美しくなる別れた彼女を見るのは、複雑な心境だ。

 後半になって、達也らの攻撃の選手が交代し、最後にやっと啓太を交代させてくれた。その後半はなかなか主導権を握れなかったから、前半の選手が良かったのでしょう。しかし、前半から通してFWのシュートはゼロだった。これじゃあダメでしょう。新チームの立ち上がりみたいなものだから、仕方ないかな。さて、達也は高原の相棒になれるでしょうか。


 日本1-0ベトナム

 ひどい試合だった。守りを固められてまったく攻め手がなかった。平山はヘディングが得意のはずなのに、ほとんど自分より小さい相手DFに勝つことができなかった。聞いていたよりもひどい。平山のヘディング以前に、クロスの質と精度も悪いと思うが、それにしても弱すぎだ。なんでこんなに劣化したんだろう、平山は。

 ベトナム相手にやっと1点を獲って、それを守りきったような情けない勝利だった。格下のチームに守られると厳しいのはどこでも同じだ。そこを打開すべくアイディアを出し、努力する。昨日の場合は、劣化した平山にすべてを託したようなものだったから、監督の責任は重い。

 チーム全体を見渡しても、チグハグでバラバラで、良いところがまったく無い。いくら初戦で、核となる選手が負傷で欠場しているとはいえ、最終予選に臨むチームならばもうちょっと出来上がっていてしかるべきだ。このままだと北京五輪出場は相当厳しい。サウジアラビアとカタールに対戦するときに昨日のような状態ではないと思うが、相応の準備をしなければいけない。しっかりやれよ>反町監督。

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2007年8月19日 (日)

完勝だったの?

 甲府1-4浦和

 永井の2試合連続ゴールと久々の達也の1試合2ゴール。更には、啓太の今季初ゴールのオマケ(ごめんm(__)m)までつけて大勝。おかげで試合後には、達也が代表に選出されてしまった。今シーズンは、アウェイでとっても調子が良い。これでアウェイは6連勝。まあ、国立はアウェイとはいっても、ほとんど浦和のホームなんだけど。

クラブの海野社長は「よくこれだけのお客さんが来てくれた。浦和にも負けていなかった」と満足そう。もっとも、選手の多くが初体験の「聖地」のムードに圧倒されたのか、開始6分に失点して完敗。FW須藤も「雰囲気にのまれてしまった」と、悔しそうに話していた。(日刊スポーツより)

 結果だけ見ると「完敗」のようにも見えるが、果たして浦和は「完勝」だったのでしょうか。ともかく、永井と達也の2トップがうまくいっているようで嬉しい。この調子でホームでもすっきり勝利を収めて欲しい。しかし、 『「聖地」のムード』って…、甘いな。上から目線で申し訳ないが、精進してください。

 13試合を残して首位に立ってしまった。もう1試合1試合、目の前の相手を倒すしかないのだが、ここまで来てしまうと、内容よりも結果を求めたくなるのは人情というもの。日々の積み重ねで、変化もあるかもしれない。その程度で結構。舵取りがとても難しい。期待してます>オジェック監督。

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2007年8月18日 (土)

伸二フェイエノールト復帰?

 今朝のスポーツ報知で報道された。報知は別名放置と呼ばれるだけあって、強引な記事という印象は否めない。

 小野フェイエノールト復帰か

 悲運の天才に残された一筋の望みは古巣復帰だった。「アヤックスの可能性はなくなったが、フェイエ移籍の可能性はまだ残されている。だが、彼らは他のポジションの補強を優先している。中盤は最後だから、辛抱強く待たなければいけない。だが、交渉の余地はある」小野の前代理人、ヒール・デッカー氏は本紙の取材にそう話した。現在小野が契約する秋山祐輔代理人と提携関係を保ち、欧州復帰工作を続けている同氏は、昨年1月まで所属したフェイエノールトが現時点で唯一の移籍交渉先と認めた。

 飛ばしっぽい。「交渉の余地はある」が「辛抱強く待たなければならない」状態でこんな記事が出てきちゃう。この記事を読んでわかるのは、伸二が欧州復帰の希望を強く持っているということ。浦和サポとしては、本当に心から寂しい。伸二の気持ちはわかるが。そりゃ、良いオファーがあれば笑顔で送り出してやりたい。でも、いまの状態では厳しいんじゃないかな。

 報知といえば、こんな記事もあった。

 バイエルン、闘莉王獲りへ

 「バイエルンで通用する日本人がいれば今すぐにでも獲得する。選手の実力が大事。我々は本気だ」とウリ・ヘーネスGM(56)も話したように、その中でも浦和最高の実力者・闘莉王が筆頭候補になる。担当者は04年のアテネ五輪、同年ナビスコ杯決勝・F東京戦などをスタンドで視察し、高い評価を下している。昨季のJリーグMVPに輝いた闘将も「強豪クラブのスカウト? 視察は自分にとってもいいこと。将来的に欧州移籍を目指しているので刺激になる」と燃えていた。

 バイエルンのGMは、「バイエルンで通用する日本人がいれば今すぐにでも獲得する。」と言っているのであって、通用する選手として「闘莉王」という名前を出したわけではない。報知の記者が「代表だから闘莉王はバイエルンで通用するだろ?」と思い込んで書いた飛ばし記事。たったこれだけをもって「バイエルン、闘莉王獲りへ」と飛躍させる脳内変換がなんとも香ばしい。

 さあ、今日は”ホーム”国立で甲府戦だ。行けるかどうか微妙なところだが、またもやTV放送がない。困った。鋭意調整中。どうなるか。

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2007年8月16日 (木)

永井にお願い

 G大阪0-1浦和

 願っていた通り2トップ。達也の相手は永井だった。その永井がファインゴール。映像はBSの「Jリーグタイム」で見ることができた。すばらしいゴールだった。しかし、永井のシュートはあれ一本だけ。物足りないよね。試合を観ていないので勝手な言い分なのは承知の上。

 ワシントン不在の間、達也と永井の2トップでいくことになるだろう。永井、がんばれ。やることははっきりしている。仮想ワシントンとして前線でのターゲットになり、ボールをキープし、相手DFをガンガン引きつけるんだ。キミには、ワシントンにない走力がある。達也と二人、前線で引っ掻き回すんだ。そして、シュートを撃て。

 ワシントンみたいなFWは嫌いかもしれない。泥をかぶるのはイヤだろう。でも、今後はキミがやらなくちゃいけない。キミがやらなくて誰がやるんだ。ワシントン程度のポストプレーなら絶対にキミにも出来る…はずだ。燃えろ。ワシントンから定位置を奪い取れ。キミなら出来る。お願いします。頼むから……。

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2007年8月15日 (水)

TV放映の無い頂上決戦の日

 帰省している間に柏に引き分けて、早くも今日はガンバとの決戦だ。しかし、テレビ放送がない…orz。BSは鹿島vs千葉。スカパーくらい入れよ、との罵声が聞こえてきそうだが、東南東向きのマンションではスカパーの衛星波を簡単に拾ってくれそうにない。

 しかし、なんとも割り切れない。放送スケジュールなんて、ずっと前から決まっているんだろう。スカパーが今年から5年間の放映権を獲得したことも知っている。しかし、リーグ戦1位と2位の対戦なのだ。

 ウィキニュースにこんな記事がある。

 ……スカパーはJ1(1部)、J2(2部)の全ての試合を中継することにしている。現在地上波とBS衛星放送での放映権を持っているNHKとTBSテレビ(BS-i含む)は引き続き放送するが、この2社に対しても放送の優先権を持つため、J1リーグ各節9試合のうちスカパーが優先権指定を持つ数試合はNHKとTBSでは生中継できなくなる。
 ただし、朝日新聞、読売新聞によれば、優勝に絡む試合などについては優先権にかかわらず地上波での中継も認められるという。……

 「優勝に絡む試合などについては優先権にかかわらず地上波での中継も認められるという。」リーグ戦終盤ではないが、1位と2位の対決なのだが。方針が変わったのか…。同じウィキニュースはこう結んでいる。

 ……Jリーグでは2002年から2006年の5年間契約でNHK、TBSとJ SPORTS社(CS衛星放送)と放映権を結んでいたが、NHKが2007年以後の中継に際して放映権料の減額を要求。これをきっかけにJリーグはスカパーに対して優先中継権つきで全試合の中継権を与えたという。

 視聴率が取れないサッカー放送に対し、放映権料の減額を求めるのはビジネスとして当然とは思う。日本サッカー協会がより高額で売りたい気持ちもわからないでもない。しかし、日本サッカー協会は「財団法人」なのだ。財団法人とは、民法第34条で規定された「営利を目的としない公益法人」である。どう考えても、50億円は「私益」を追求した結果のように見えるが。

 公益法人-Wikipediaより

民法第34条(公益法人の設立)
学術、技芸、慈善、祭祀、宗教その他の公益に関する社団又は財団であって、営利を目的としないものは、主務官庁の許可を得て、法人とすることができる。

 有名無実化していることはわかっている。言い尽くされていることもわかっている。でも、やっぱり納得できない。日本サッカー協会は、試合を見たいと切望している善良なサッカーファンの存在を完全に無視している。……と吼えてみる休日出社の午後。正確に方位を測って、電気屋さんに相談してみようかな。

 愚痴はこれくらいにして、今日の試合はどうなるだろう。柏戦後の浦議やブログの感想等を読むと、不満の多いワシントンだが、いなくなってみると存在が大きかったということでしょうか。個人的には、前線でほとんどボールをキープしてくれないワシントンがいなくなっても、それほど変わらないと思ったのだが…。

 確かに、代わりを務められるポストプレイヤーはいない。前線のターゲットがいなければ影響はあるだろう。ワシントンが相手に与える威圧感も相当なものなのだったのだろう。でも、戦術はそれだけじゃないでしょ? もっと柔軟になれないだろうか。組織が機能していないとの感想が気になる。
 
 ポンテはどうしても下がりたがる。FWで使うと、相方FWがワントップのようになってしまうのは仕様なのだ。ポンテはどうみてもフィニッシャーじゃない。J2でほぼ全試合出場して5得点の横山や、ほとんど使われていない小池では穴は埋まらないのか。達也のワントップは絶対ダメ。こうなったら、闘莉王を…(ry。

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2007年8月 8日 (水)

ワシントンがブラジルに帰国

 下の「サカ・ダイのタコ記事」をアップしたすぐあとに、オフィシャルでこんな発表を見つけた。

 ワシントンがブラジルに帰国

ワシントンが昨日夜、痛めていた左足内転筋の治療のため、ブラジルに帰国しました。

ワシントンは、8月1日の広島戦の試合前のウォーミングアップで負傷。83分間プレーし1ゴールをあげましたが、検査の結果、左の内転筋に出血が見られました。室内での調整及び治療を数日間続けてきましたが、本人から早期復帰のため、ブラジルの主治医の下で治療し早くチームに合流したいとの申し入れがあり帰国することになりました。

<ワシントンコメント>
ケガをしてしまって本当に残念です。ブラジルでしっかりと治療して、体力的にも戻して、日本に戻ってきたらすぐ活躍できるように、いい形ですぐにチームのトレーニングに合流できるようにしたいと思う。自分が戻って来たときにレッズがいいポジションにいる事を祈っています。

<中村GMコメント>
早く復帰させるために、本人が自分の体を一番理解しているというブラジルのドクターの下でリハビリさせるのがベストだという判断のもと、監督とも相談して、帰国を認めた。 ワシントン本人も早く戻ってきて、すぐにチームに貢献したいと言っているし、できるだけ早く万全の体調で戻ってきてくれると思う。

 え? この間の試合は元気だったのに…。それに、浦和には仁賀ドクターという名医がいるのに? なんにも無ければいいが、つい深読みしてしまう悪い癖…。闘莉王が帰ったんだから自分も帰らせろって理屈? それとも…。オフィシャルのコメントが微妙な気がするのですが。気のせいだよね?

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サカ・ダイのタコ記事

 サッカーマガジンに、巻頭を飾って達也のインタビューがあった。インタビュアーは小斎秀樹。山内さんにしろ島崎さんにしろ、浦和は本当にライターに恵まれていると思う。これらの方々に、河野さん清尾さん吉沢さん信藤さんあたりを加えると強力な布陣になる。御用ライターに堕落することなく、これからも浦和レッズを見守り続けていただきたい。期待しています。

 サッカーダイジェストにはクリアファイルがついていてびっくりした。でも、残念ながらB5サイズ。A4は無理だから仕方ない。こちらにはワシントンのインタビューが掲載されている。ものすごくポジティブで自信たっぷり。今後はインタビューの通りに動いてくれることを願っている。

 サカ・ダイのメインは、「現役対歴代」と銘打ったベストプレイヤーを選んで比較する企画だ。たとえば、「ゴールへ直結するパスの精度が高い選手は?」というような質問を元日本代表23人にぶつけて、選手をあげてもらう。この企画で、ワシントン、啓太、闘莉王、伸二が現役一位をもらっていた。

 浦和勢のカテゴリ一位は素直に嬉しい。しかし、率直な感想を言わせてもらえば、この23人、一部を除いてほとんど最近のJリーグを見てないね。誰がどこがとは言わないが、ちょっとひどい。ヒマ企画に大人気ないのはわかっている。

 ついでに言えば、前述のワシントンのインタビューもひどい。ファンが本当に知りたいことがまったくわかっていない。もっとついでに言っちゃえば、山内&島崎退社後のサカ・ダイは背骨が抜けたような印象だ。

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大宮、最悪の選択?

 大宮アルディージャが最悪の選択をしてしまったようだ。それも、後半戦開幕まで数日しかない今になって…。

 “サラリーマン監督”誕生!大宮新監督に佐久間部長が就任(サンスポ)

 J1で16位に低迷する大宮は7日、今季就任したオランダ人のロバート・ファーベーク監督(46)に代わり、佐久間悟強化・育成部長(44)=写真=が新監督に就任すると発表した。
 佐久間新監督は駒大からNTT関東に進み、日本リーグ2部で78試合に出場。引退後は大宮で指導者としての経歴を重ねてきた。現在もNTTの社員のため “サラリーマン監督”となる。大宮はリーグ戦で3勝7分け8敗、勝ち点16。11日からの後半戦に向け強化に努めてきたが、リーグ中断期間の練習試合でも結果が出なかったため、交代劇につながった。
 この日の練習から指揮した新監督は「過去のデータを分析すると、勝ち点40がライン。8勝しないと残留は厳しい。もちろん、当初の目標である7位以上達成へ向けて全力で戦い抜く」とコメント。外国人FWの獲得なども視野にいれている。

 後任監督は強化・育成部長だった方だ。門外漢なので違うかもしれないが、一般的に言うなら、育成と強化を司るセクションの責任者ということは、ゼネラルマネージャー以上にチームに関して責任を負う立場にある方とお見受けする。その方が今頃こういう形で監督に就任した。本当に「7位以上達成」なんて言ったのかな?

 これは、どうみても「敗戦処理登板」でしょう。そうじゃなければ、経営陣の「お前が責任とれよ。オレたちは関係ないぞ人事」。サラリーマンの世界にありがちな、責任の押し付け。このニュースを見る限り、経営陣に絶対J1に残留するという意欲はほとんど無いとお見受けした。

 しかし、実際はまだリーグ中盤で、大宮は15位甲府と勝ち点差2で16位なんだから、考えようによっては今が一番大切な時期なのだ。うまくやれば、入れ替え戦無しでJ1に残留できる。チーム&フロント&サポが一体になって難事を乗り切る決意が必要なのに、経営陣の焦点は自分たちの責任逃れのみ。情けない。サポがかわいそう過ぎる。

 もちろん、佐久間さんも部長としての責任はあるだろうが、サッカー素人の経営陣を相手に、苦労されたであろうことは想像に難くない。8月5日の鴻巣でサテライトの試合直後だけに、後味が悪い。ただ、「7位以上達成」発言でも推測できるように、ご本人も相当香ばしい方のようだ。

Q選手に掲げるテーマは?
「大宮らしいサッカーの追及。10歳でも30歳でも可能性を追求してもらいたいし、自分が強くなる、上手くなる、その成長過程にあることを意識して練習に臨んでもらいたい。もうひとつは、サテライトの試合でふがいないゲームをした。私たちに夢や希望を抱いている人がたくさんいる。勝ち負けは大事。勝つことは命題だが、負けるにしても、上手くいかないにしても、必死さや感動をみなさんに伝えられるような選手であってほしい。プロフェッショナルなエンターテインメントなんだから、それができるのが一流の選手だと思っている。大宮に対する忠誠心を持ち、サポートしてくれる多くの人たちと戦っている、その人たちの夢を実現させて感動を与えることを追及してもらいたい」(J's GOALより)

 この会見では浦和とのサテの試合について何度も言及されている。直接の引鉄になってしまったのかもしれない。三浦監督のころは守備が良くて、まとまったとても良いチームだっただけに残念。残すところ16試合。頑張って欲しい。新監督がア・デモスにならないことを祈る。

 札幌に移った三浦監督が首位を快走させているのは皮肉な話だ。

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2007年8月 7日 (火)

オールスターサッカーに提案

 東西対抗形式のオールスターサッカーを見直すというニュースが流れた。
 それを受けて、J's GOALにオールスターのアイディアを募集するという記事が掲載されている。オールスターなんてサッカーファンのほとんどが望んでいないのに、どうしても続けたいらしい。収入面が大きいのかな。それとも単なるメンツかな。

 今年も熱狂と感動のうちに幕を閉じたJOMOオールスターサッカー。今後、見てみたいオールスターサッカーについてを皆さんのご意見を大募集!サポーターならではの楽しいアイディアや既存の開催方法にとらわれない斬新なアイディアを募集していますのでドシドシ応募してください!

<応募例>

■クラブの東西対決だけでなく出身地別対決が見てみたい!
■日本人選抜対外国籍選手選抜の対決が見てみたい!
■試合前のアトラクションでロングキック対決、シュートスピード対決などをみたい!
■試合前のアトラクションでボレーシュートの美しさを競う対決がみたい!
■もっと選手と触れ合う場が欲しい!
■グランドの横に、特別席を設けて、目の前でプレーがみたい!
■海外強豪クラブと対戦する!

などなど、皆さんが考える楽しいアイディアを下記のメールアドレス宛に送ってください!

宛先: as2007@jsgoal.jp
締切: 8月20日(月)17時

以上
(J's GOALより)

 オールスターって、リーグが開催するファン感謝デーなのか? そういう発想でいいのか? 触れ合いたいとか、近くで見たいとか、ボレー対決ロングキック対決シュートスピード対決とか、普通はチームのファン感でやるものでしょう。オールスターの位置づけがわからなくなってきた。でも、まあ、当たらずとも遠からずというところかもしれない。それなら、新しい基本コンセプトはこれだ。

■A代表とA代表サポの触れ合い

 基本コンセプトさえあれば、アトラクションは何でもよろしい。各チームのファン感の出し物を研究すればいい。

 試合は、当然A代表を中心にセットすることになる。

■A代表 vs J外国人選抜
■A代表 vs U-22代表
■A代表 vs J2代表選抜
■A代表 vs ファン投票で選ばれた監督が選ぶ現A代表以外の選抜

 どれもおもしろそうだけど、一番みたいのは最後のヤツ。これなら見たい。
 応募してみようかな。

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2007年8月 5日 (日)

オールスターサッカー

 ああ~あ、とうとう阿部は交代させてもらえなかった。伸二は試合勘を戻す意味でフル出場は良かったが、阿部は違う。

●阿部勇樹選手(浦和)
「楽しかったですけど、疲れました。あとはクラブの練習までゆっくり休みたいです。フル出場とは思っていなかったです。待機してくれてたみたいですけど、そのサインをこっちから出していいものかどうか、難しいものだったので(笑)。真剣勝負をずっと続けてやっていたので、今日も当然真剣勝負ではありますけど、こういった楽しい雰囲気の中でリラックスした試合がやれてそれは良かったかなと思います」(J's GOALより)
…… 先月29日夜にアジア杯から帰国。1日の広島戦もフル出場した。浦和の代表組には4連休が与えられたが、阿部だけはオールスター出場のため、飛び石の2日間だけ。さすがの鉄人も、お疲れの様子だった。(サンスポの記事より)

 関塚さん、勘弁してくれ。

 交代って自分で申告しないとできないのか? 一度ピッチに立ったら、サッカー選手としては自分から交代させろなんて、余程のことがないかぎり言わない。阿部は生真面目な男なのだ。こういうのって、チームから要請したりしないのか。闘莉王が後半下がったのは、ケガが完治していないからだろう。自己申告したのか? お疲れ、しっかり休んでくれ>阿部 ちゃんとサポートしてやれ>チームスタッフ

 伸二は楽しそうでよかった。マンU戦も楽しそうだったけどね。伸二を中心におもしろいようにボールがまわることがあって、見事に崩す場面もあった。お互いおっかなびっくりだから参考にはならないけど、ああいうの浦和でも見たい。是非たのむ。こういう試合になると生き生き見えるのは錯覚なんだろう。お祭りだから。真剣勝負と違うから。

★“2点アシスト”小野が敢闘賞
 MF小野(浦和)が敢闘賞を獲得した。前半19分の左CKでは、カズの頭上を越えたボールが、相手チームの中山の頭に当たるオウンゴールを“演出”。「ゴンさんにうまく合わせました。ボクのアシストですよ」と笑顔で振り返った。同28分のFW我那覇(川崎)のゴールも小野がアシストしたため、全2得点に絡んだ。賞金50万円については「寄付します」。新潟県中越沖地震の被災者への募金とする考えを明かした。(サンスポの記事より)

 闘莉王はかわいいな。ガンガン上がればいいのに、遠慮していた。副音声でやってたやべっちとのトークでは、中山が来たらニコニコしながら「帰っていいですか」って何度も言うし。本当に良いヤツだ、闘莉王。昨日の中山じゃ誰だって帰りたくなるよな。一日でも早く万全の状態にしてくれ。

 他局でやっていないので、今回は仕方なくテレ朝で観た。あいかわらず、ひどい。

 特に、松木安太郎のダイコン役者ぶりにちょっとばかり胸クソが悪くなった。下手な作り笑いで「楽しい、楽しい」と心にも無いことを連発。顔が笑っても目が笑っていないからバレバレ。こうして、無駄に盛り上げようという意識がテレビの前のぼくを引かせてしまう。旺盛なサービス精神のなせる業なのかもしれない。それにしても、もっと普通にできないか?

 松木に我慢できなくなったので、ずっと副音声だった。おもしろかった。ほかに気がついたこと。


  • 加地のゆるゆるぶり、結構好きかも。
  • 長いこと見ないうちにゴンが老けちゃった。額のシワが深い。
  • ゴン中山が言っていた「いいなipodもらえて、ぼくも欲しいよ」は、サトエリがやったヤツのことかな。SUNがセカンドライフ関連の発表会で、プレスに3万円くらいするIpodを数百個も配ったらしい。これとセカンドライフの未来は別物。
  • カズの噂のガウン。今回は緑だった。
  • 風呂上りの闘莉王の名言。「(試合中に最終ラインから)上がったときはタクシーで帰りたい」。
  • さわやかヤクザの声は高い。
  • やべっち、まだその話で引っ張るか。痛いぞ。
  • カズ・ゴンが頑張っているように見えたのは、周りが気を使ってボールを集めたから。

 いつまでも、カズ・ゴンじゃないだろうという意見は、普段サッカーを見ていない人の意見。いつまでもカズ・ゴンなのはメディアであって、熱心にJリーグを見ている善良なサッカーファンは、誰もそんなことを思っていない。無駄に盛り上げたい花試合で、本気でそんなことを思う幹部がいるなら、オールスターなんて止めてしまえ。

◆Jリーグ・鬼武健二チェアマン
「逆転でお客さんも喜んでくれたと思う。カズ(三浦)ゴン(中山)が頑張っていたが、もう少し若手もアピールしてほしかった」(サンスポの記事より)

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2007年8月 2日 (木)

観戦記 第14節 広島戦

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 浦和4-1広島

 長い中断期間を経ての再開第一試合目だからか、前半はなかなか試合に入り込めない。あと一歩、あと数メートルが足りない。これが試合勘とかいうものなのかなぁ、と呆然と見守っていた。勝負どころで勝負しない。というか、きれいにサッカーをしようとして自滅するパターンの連続。注目の達也も動きがぎこちない。ワシントンは相変わらず気持ちが空回りしているような印象。

 それが、後半に入ると一変する。徐々にプレスが効きだし、連動性のある攻撃ができるようになってくる。そんな後半9分、鈴木啓太の不用意なパスを奪われ、坪井が佐藤寿人に振り切られてゴールを決められてしまう。啓太はかなり疲れていたね。頑張って走っていたけど、いつもの啓太じゃなかった。

 しかし、阿部勇樹はすごかった。前半、右サイドを駆け上がる達也に合わせるようにペナルティエリアに侵入し、ボールをよこせと手を上げたときは感動した。あんな阿部ははじめて見たように思う。リーグ戦前半はどこか遠慮しているように見えたものだが、遠慮する必要などないのだ。ガンガンやってくれ。素直に嬉しかった。

 残念ながらゴールはならなかったけど、子どもが生まれたことでモチベーションが上がっているのかもしれない。後半に入っても、無尽蔵の運動量で相手の攻撃を封殺。ウェズレイは阿部の前に沈黙せざるを得なかった。阿部はセンターバックよりも、ストッパーの方が良いのかもしれないな。もちろん、ボランチが適性なのだろうが。今日の阿部は獅子奮迅の活躍だった。

 ゲームはその後、スタジアムでははっきり見えなかった帳尻合わせのようなPKをもらい、「ワシントンに蹴らすなよ」なんて野次が飛ぶなか、ポンテが冷静に決める。その後は、前半とはまるで別のチームのように動きが活性化し、勝負どころで勝負するようになった。同行していた知り合いと、「相手に先取点を取られてスイッチが入ったりして」なんて言っていたのだが、まさにそんな格好になってしまった。

 駒野をセンターに置いた広島の急造最終ラインじゃ、浦和の攻撃は防げなかったということかも知れない。駒野といえば、アジアカップで見慣れた顔だったのだが、昨日の試合ではなかなか見つけられなかった。サイドばっかり見ていては、いくら特徴的なピグモン走り(失礼m(__)m)でも見つけられないのは道理だったのだ。最終ラインの真ん中に居たんだから。

 PKのあと、達也が3点目、ワシントンが4点目と順調に得点を重ねた。どちらも泥臭いゴールなのが良かった。達也は、

●田中達也選手(浦和): 「負けられない試合だったので、ほっとしている。前半は連動性が足りなかったが、ハーフタイムで修正して立て直せた。後半、皆まとまって皆で攻めて守れたことが逆転できた要因だと思う。でも一番は気持ちの問題だと思う。前半からあのような戦いができれば良いと思う。得点はロビー(ポンテ)から良いボールが来たので、決めるだけでした。もっとチャンスがあったので決める時に決められるようにもっと頑張りたい」(J's GOAL)

 毎度聞き慣れた 「良いボールが来たので、決めるだけでした」 そう? 謙遜しすぎだよ。あれは間違いなく達也の得点。相手DFを背負っての左足のクイックモーションは、まるでエメルソンを見ているようだった。ボールはキーパーの左足にあたって、達也の気持ちが乗り移ったようにゴールに吸い込まれていった。

 ワシントンは相変わらず気持ちが空回りしているような印象。それでも、前半戦よりもボールが収まるようになって、よく動くようになっているかな。粘って粘っての今日のゴールはとても良かった。もっとワシントンのところでボールが収まるようになると浦和の攻撃は格段によくなるのだが…。でも、もしかしたら…。

 終盤、交代で出てきた永井のシュートがバーに当たり、岡野が得意の飛び出しでシュートを放つがキーパーに阻まれるというオマケつき。これで、ふたりが決めていたらエラいことになっていた。そうはうまくいかないんだけど、それでも今期リーグ戦初の3得点以上は見ていて本当に気持ちが良かった。

 浦和美園駅に向かう南北線には駒込から乗り込んだ。仕事帰りのサラリーマンをはじめ、男女の区別なく様々な年代の方々がいらっしゃった。まさかとは思ったが、東川口で誰も降りない。目の前のリュックを背負った老夫婦も、イマドキの若いカップルも、子連れの親子も、スーツ姿のサラリーマンも、みんな美園で降りた。いまさらに、浦和の底力を思う。

 スタジアムに向かう参道も気持ちよかった。ちょうど夕暮れ時で、黄金に輝く雲に照らされて浮かび上がるスタジアムが本当に美しかった。重たいからとデジタルカメラを持参しなかった自分はおバカの極み。露天の数は思っていたより少なかったが、雰囲気は最高だった。URAWA POINT ってあんなところで商売していたのだね。

 駅の間近に建っているマンションはすでに入居がはじまっていて、5軒のお宅がフラッグをベランダにかざしているのが確認できた。徐々にホームタウンの雰囲気が整いつつある。それにしても、あのマンションの威圧感はすごい。勘弁して欲しいのだけど、同じくらい大きな建物が立ち並べば、違和感がなくなるのだろうか。この街が順調に浦和レッズの街として成長することもまた願っている。

 一夜明けて、まだ余韻が残っている。ありがとう、そして頑張れ>選手たち。

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2007年8月 1日 (水)

本当にオシムは達也を待っているのか?

 いよいよ、後半戦がスタートする。考えた末、結局電車で行くことにした。浦和美園駅から埼スタまでの薄暮の参道が楽しみ。

 オシム監督が埼スタに来るらしい。

 “不休オシム”達也をチェック!!(スポニチ)

 日本代表のイビチャ・オシム監督(66)が浦和のFW田中達也(24)を新たなエース候補としてチェックすることになった。3連覇を逃しアジア杯4位に終わった日本代表は30日、成田着の航空機で帰国。オシム監督が早くも8月1日の浦和―広島戦(埼玉スタジアム)の視察を予定していることが分かった。個人での打開力、決定力を持つFW田中達を筆頭に新たなFW探しをスタートさせる。……

 あれ? いままで探していなかったのか? 達也に期待してくれるのは嬉しいが、その達也にして2003年に上げたシーズン11得点が最高なのだ。ナビスコではよく得点しているけど、数字的に見れば、国内のFWでは先に召集している佐藤寿人の方がずっと実績がある。なのに、まだ探すのか?

 田中達也と佐藤寿人。双方とも体格に恵まれていない。瞬間的なスピードで勝負する点とか、ポジション取りのうまさとか、DFラインの裏へ抜け出すタイミングとか、フォアザチームに徹する点とか、前線からの守備を徹底的にこなすとか、セールスポイントの似通ったFWだ。しかし、決定的に違う点があった。

 ドリブルである。佐藤寿人の裏へ抜け出すタイミングやスピードは脅威だが、残念ながら、ドリブルは達也ほど得意ではない。帰国後、中沢がこんなことを言っていた。

 中沢がドリブラー募集…「同じペースだと相手が慣れていく」(スポーツ報知)

 …… 確かに準決勝で敗れたサウジアラビアや優勝したイラクのFWは、ドリブルでスローな試合展開にテンポをもたらせた。一方日本の効果的なドリブル突破は、中村憲剛がオーストラリア戦で見せたものなどがあったが、数少なく中沢が飛び出していく場面もあったほどだ。パスとランで相手を崩せるようになったからこそ「急にプレースタイルが変わる」ことが中沢は有効だと考えた。……

 アジアカップ 韓国戦の後、ぼくも代表のドリブラー不足についてこんなことを書いた。本当に攻めが単調で、ここにドリブラーがいたらと何度も思った。しかし、先発には山岸、ベンチを見ると太田とか水野というドリブルのできる選手がいる。ドリブルが攻めのリズムを変える、なんてオシム監督が知らないはずがない。

 ということは、その役割で入れた山岸が使えないことがわかって、更に水野もイマイチで、太田に至っては最初から使うつもりがなかったのか、状態があまりよくなかったのか…。

 オシム監督はこんなことも言っていた。

 オシム監督大リストラ!メンバー大幅入れ替え(スポーツ報知)

 …… 「サウジに負けたが、もう一度チャンスを与えようと同じ選手を使った。私が生まれたサラエボの言葉で、“同じチャンスは2度来ない”という言葉がある。2度のチャンスを与えて、ものにできなかった人にはもう巡ってこないかもしれない!」……
   これなら、オシム監督が韓国戦にメンバー入れ替えをしなかった理由もわかる。まあ、当然といえば当然なのだが、アジアカップも強化の一環で、タイトルを獲ることと強化との間で試行錯誤があったということか。残念ながら、老将にして二兎を得ることはできなかったわけだが。

 しかし、啓太の名前が取りざたされているのが納得できない。報知の論調だと、負傷は処罰の対象みたいに読める。それは違うだろう。負傷は不可抗力の部分が大きい。

 …… 千葉監督時代に構築に3年間かかった「考えながら走るサッカー」の鍵となる豊富な運動量と連動性は及第点の域に達した。だが、韓国戦では9日の初戦カタール戦に続く不発の山岸、2度の決定機とPKを外した羽生というオシムチルドレンのみならず、負傷と疲労蓄積のMF鈴木、加地、駒野の両SBは個の力を示せなかった。……

 意味がわからない。「「考えながら走るサッカー」の鍵となる豊富な運動量と連動性は及第点の域に達した」 と書きながら、返す刀で「負傷と疲労蓄積のMF鈴木、加地、駒野の両SBは個の力を示せなかった」とつなげる。意味がわからない。運動量は及第点じゃないのか? 加地も駒野も負傷の影響が大きかった。啓太も同じだ。

 韓国戦とサウジアラビア戦の啓太のパフォーマンスは明らかに違った。サウジアラビア戦は確かに動きが悪かった。しかし、韓国戦では見違えるような動きを見せた。単純に疲労の蓄積が原因なら、あとの韓国戦の方がきついだろう。これは、短い間とは言え傷を癒す時間がとれたからと解釈するのが正しいように思う。推測でしかないが。……話が逸れちゃった。

 ともかく、オシム監督は本当に我らの田中達也を待っているように思う。素人が見ても、あそこに達也を入れたらどう引っ掻き回してくれるかな? なんて思ったことが一度や二度じゃなかった。もちろん、最終的には代表FW定着。代表に興味が無いなんて公言しておきながら、そこまで熱望されると嬉しくなるが人情でしょう。本心は決定力を磨いてリーグ得点王なのだけど。二律背反複雑怪奇で申し訳ない。

 完全復帰後の達也をやっと見ることができる。思いっきり浦和のサッカーを楽しんで、当然、気持ちよく夜道を帰りたい。

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