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2012年12月 2日 (日)

[観戦記] 最終節 名古屋戦

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浦和2-0名古屋

 入場時に、胸にズキンと来るマッチデーカードをもらって気合いも入ろうというもの。あちこちから「あの時の!」「ナビスコの!」という声。みんなが知ってるカットだもんね。
 クラブの粋なはからいにちょっと胸を打たれた。

 試合は点差以上の完勝で気分は最高、テンション上がりまくり。
 そんな中始まったヒーローインタビューでキヤノンシュートを決めた槙野の声が届かないwww。スタジアムがざわめく中、「来季も浦和の選手とともに戦います」という声だけなぜかマイクが拾ってくれるという不可思議な現象(笑)。
 持ってる男槙野の真骨頂www。

 「来季も浦和の選手とともに戦います」って、オマエも浦和の選手だぜとツッコミは言わないでおく。揺れた気持ちの一端を見たような気がした。
 来季は浦和を心から自分のチームと思えるようになってください。

 試合後には、マッチデーカードと連動する粋なコレオグラフィをゴール裏が演出してくれた。ポポと達也の挨拶もあり、最後には「We are Diamonds」を大合唱してスタジアムを後にした。
 達也の挨拶は胸にきましたね。
 帰宅してビデオを見たら、直樹が号泣していた。似た境遇だったので心の支えだったのかもしれない。

 ところで、営業面は少しは改善したのだろうか。
 試合前、珍しく当日券が無く、売り切れ目前という情報が流れてきた。蓋を開けてみれば、55,000枚程度売れて、実際の入場者は51,879人だった。
 公式のR-File によれば、2011年シーズンの最終戦は 45,941人 だった。
 (この数字はおかしい。Jリーグの公式記録だと、2011年最終節は54,441人になっている。R-fileがおかしいのは他にもあって、15節アウェイ広島戦に至っては55,410になっているけど、リーグ公式記録だと13,707。どういうこと?)

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 この試合では、前線での構成について比較ができてしまった。
 前半はいつもの元気の位置にマルシオ。2シャドーに復帰してきた柏木と梅崎という布陣。実質ゼロトップという話だけど、マルシオの役割は元気と似た感じのものだったと思う。
 後半は梅崎に変わって(ケガだったらしい)元気が出て来た。元気が中央に入ってマルシオと柏木で2シャドーを形成する形だった。

 前半と後半という体力的に差のある時間帯での比較ということを差し引いても、分かりやすかった。
 前半は、ボールが流れるようにスムーズに動いて、何度も良い形を作って攻めることができた。
 後半は、前半で見られた動きが影を潜めてしまい、前線に手詰まり感が漂った。

 前半は右サイドに結構スペースがあって、平川が頻繁に上がってチャンスを作った。得点もその平川のクロスから生まれる。
 シュートを決めたのがボールの落下地点で待ち受けていたマルシオでなく、走り込んできた柏木という点が象徴的だ。
 前半の右サイドは空くことが多くて、何度も坪井が攻め上がることができたくらい。

 後半になって元気が入ると、ボールを引き出そうという動きが少なくなり、真ん中にフタができてしまったように見えてしまった。
 ところが気がつけば、中央にいなければならない元気がなぜかサイドでボールを受けていたり、左サイドをドリブルで持ち上がって中央に持ち込んでシュートという元気お得意のパターンが見えたり……。カウンター主体の戦法にシフトチェンジしたのかな?
 名古屋の守備が緩いため幾度となく元気に好機がやってくるのに、ことごとくキーパー正面じゃ得点できない。
 いずれにしろ、前半の方が前線の選手達の動きが活発で得点の匂いがした。

 名古屋は4バックで闘莉王の1トップ。浦和についてはほとんど対策をしてこなかったようで、浦和は前線で上手くギャップを作ることが出来た。
 たまに前線から闘莉王がプレッシャーをかけてくるが、元々スピードが無い上おざなりなので、まったく効果なし。中盤では、浦和のパスに引っかかって浦和に美味しいスペースを何度も作ってしまう。
 守備の立て直しが急務と効いていたんだが? 高さに自信があったからかな? 
 確かに高さは怖かったけど、最後のシュートがダメすぎてほとんど生かすことができなかった。

 3位を争っているチームが負けたため、浦和は来季ACLの切符を「手にしてしまった」わけだが、現在の戦力では一躍降格候補かもしれない。
 しっかりしたビジョンの元に盤石な補強が求められる。

 もうひとつの不安はミシャ監督の健康面。
 昨日(12/1)、腰痛の治療のため帰国するというニュースが流れた。12/2に帰国して再来日は未定だという。長時間のフライトは腰に負担がかかるだろうに。
 ドクターストップで来季無理なんてことがないことを祈っています。杞憂だろうけど。
 てっきり日本で治療するものだと思っていた。医療環境としては大差ないんだろうけど言葉の問題でしょうか。
 仁賀先生は腰は得意分野じゃないのかな。

 ともかく今季のリーグ戦は終わった。総括して来季に臨んで欲しい。もちろん、天皇杯も。

 とりとめなく、「総括」について複雑な思いをちょっとだけ書いてみると、
 岡田に振られ西野に袖にされてミシャ監督に落ち着いたわけだ。
 いまのこのサッカーはフロントが望んだサッカーではなかったということ。今季の好調は瓢箪から駒な面が多く、綱渡りだった。
 これについては、稿をあらためるかもしれません。 

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