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2013年10月14日 (月)

[観戦記] ナビスコカップ 準決勝 第二戦 川崎戦

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浦和1-0川崎

 最少僅差での勝利だが、試合内容は終始浦和が圧倒。
 怖かったのは、浦和得点後の86分、レナト→小林と渡って浦和左サイドから打たれたグラウンダーのシュートくらい。

 川崎はオーソドックスな4バックで、攻撃に入ったときの浦和両サイドのケアが出来ておらず、前線からの守備もまったく連動しておらず、中盤をがら空きにして啓太を自由にさせるなど、風間監督本人を始め過去のチームが編み出してきた浦和対策をしてこなかったように見えた。

 試合後の監督のコメント等を読むといろいろ考えてはいたが、選手たちのコンディション不良で思い通りにいかなかったというのが正解だろうか。

 サッカーというスポーツはホントに怖い。
 これが、あの7月の等々力と同じチームだというんだから。大久保と中村の不調があって、ファーストレグで2-3だったことも心理的に影響していたんだろうけど。

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 浦和が得点した時間帯も良かったかもしれない。
 スコアレスドローでも川崎の決勝進出は決まるわけだから、どこかから選手達にそんな思いが伝播したとしてもおかしくない。
 あまりに消極的だった。

 逆に浦和は、ここ数ヶ月の迷宮を抜けたかのような溌剌さだった。
 何より嬉しかったのは守備。大久保中村が不調だったことを差し引いても、浦和マーカーたちは川崎の選手たちにしっかりとついて仕事をさせなかった。
 2列目3列目からの飛び出しのケアもできていた。

 ミスが非常に少なかった。ボールに対する寄せもまた電光石火だった。
 大宮戦で見せていた相手より一歩早いボールへの寄せはこの試合でも健在。相手ボールホルダーに対し、ファーストディフェンダーのチェックのあと、2の矢3の矢が飛んできてあっという間にマイボールにしてしまう。
 ロビングに対しての反応も早く、ことごとくマイボールにして試合を組み立てることができた。

 攻撃面でも非常に良かったのだがなかなか得点できなかったのは、こちらの決定力不足というよりも、相手GKの好守に阻まれた感が強い。
 公式記録を見ると、浦和のシュート18本に対し川崎は6本。浦和の枠内シュートは前半だけでも5本。後半も4~5本はあった。

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 前半から、6分原口、14分宇賀神、18分槙野、29分槙野フリーキック、34原口、45分興梠ヘッドと惜しいシュートが連続。攻撃も多彩。
 がら空きの中盤でフリーでボールを持てる啓太から縦パスがバシバシ入って、おもしろいように展開できた。

 後半に入ると川崎が陣形を変えてきたこともあって、中央→サイドの浦和の狙いは中々上手くいかなくなったが、それでも、52分平川、59分阿部、64分森脇の弾丸ミドルと惜しいシーンが連続。
 その後も梅崎、柏木が惜しいシュートを放つ。

 焦れるような均衡が破れたのが80分だった。
 相手クリアを高い位置で拾った阿部からボールを受けた関口が左サイドを突破。左足でニアに蹴り上げたクロスを飛び込んできた興梠が足の裏で押し込んだ。

 関口! フィットしてきたね。嬉しい。
 なかなか浦和の戦術に馴染めなくて苦労したけど、この終盤にきての活躍は、今後浦和がタイトルを奪取するための大きなピースが埋められたような気がする。
 最大のピースは山田直輝だと思っているけど。

 インタビューで興梠は「三冠」とか言っていた。さすが鹿島出身だよね。
 自分もネガティブ思考は捨てる。
 ……来年も夏場対策!とか言っているような気がするけど…www。

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