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2014年3月の4件の記事

2014年3月24日 (月)

[雑感] 第4節 清水戦 テレビ埼玉

浦和 1-1 清水

 スタンドに観客がいないという異様な雰囲気での試合。
 早々に忘れてしまいたいと思う反面、録画を残しておこうと思ってもみたり。複雑な心境は終わった今でも変わらない。

 その異様な雰囲気に呑まれてか、浦和の選手たちの動きは鈍かった。
 出足の一歩が遅いので清水の選手たちを捕まえられない。特に大前みたいに2列目から上がってくる選手を捕まえられないのは以前からの仕様なのだが、この日の前半は絵に描いたような緩慢プレーでピンチを招いた挙句失点した。

 失点直後テレビ画面から「マークは!マークは!」と響いた槇野の声が空しい。
 ペナルティエリアに侵入してくる六平に誰一人気が付かない。六平のすぐ近くに14番の姿があったけど、責任を押し付けるのは無理があるかもしれない。でも、気が付いて欲しかった。

 清水は大前がやっかいなのは前述の通りだが、この日は2列目に構えたノヴァコヴィッチが輪をかけてやっかいだった。
 あんなにデカいのに動きは早いし足下は上手いしヘディングは強いし視野は広いし、で手がつけられない。好き勝手やられてしまった印象。

 おバカレッドで出場停止の森脇に代わって濱田が先発するかと思ったら、ミシャ監督は阿部を据えてきた。
 鳥栖戦でのポカが頭の片隅にあったのかもしれないが、ここは濱田を使ってリベンジさせて欲しかった。相手が190cm台のFWを揃えて恥ずかしげもなく縦ポン戦術を徹底してくる清水だったということだけでなく、自信を失いかけている濱田のためにもそんな采配をしてほしかった。

 しかし、この日のミシャ監督に文句を言いたいのはこれだけ(笑)。監督は、実は冴えていた。
 とにかく、後半からピッチに送りだした今年のルーキー関根がすばらしかった。
 関根起用でわかったのは、ミシャ監督は若い選手を使わないのではなく、浦和の若手にミシャ監督の眼鏡に適う選手がいないから使わないということ。それが、はっきりとわかった。

 関根貴大は後半頭から平川に代わってピッチに立った。
 落ち着いていたと思う。難しいワイドの戦術もしっかりと理解していたように思う。守備に移っても粘り強く自分サイドでのピンチを未然に防いだ。読みが良いのか中盤でボール奪取を何度か。

 後半になって何度かイージーなミスがあったように思うが、全体を通してスピードがあり、左右のどちらの足でもボールを蹴ることができ、ドリブル鋭く突進力があり、粘り強く倒れない。関根はぼくには「希望」としか見えなかった。
 原口の同点弾は、半分くらい関根の得点だ。
 攻撃的な選手と聞いていたが守備もしっかりと出来ている。右ワイドに最適な人材かもしれない。もう、次節から右は関根でいいじゃないか、くらいに思っている。

 相変わらず柏木と梅崎は調子が悪いように見える。特に柏木が心配だ。
 それと宇賀神。解説の福永は「宇賀神は調子がいい」みたいなことを言っていたけど、そうですか? あんなアバウトなクロスしか上げられないのに調子が良いのかなぁ?
 宇賀神だけでなく、ラストパスの精度が低すぎる。

 福永で思い出したけど、福永解説&上野実況はひどいかった。
 サポの声が聞こえないので、自然と実況解説に耳が行くことになったからだと思うけど、とにかくひどかった。

 二人ともレッズをよく知っているんだから、もっとキチンと戦術とか布陣とか戦況について解説を加えてください。
 関根が出てきたときの福永初戦のエピソードとかいらないです。試合から離れて二人で世間話しているみたいに聞こえてとても不愉快だった。

 上野さんはもっと話を振るのが上手かったのに。
 まさかと思うけど、彼ら二人も異様な雰囲気に呑まれてしまったのかな。
 いろいろと残念な試合でした。一生忘れない。

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2014年3月17日 (月)

[雑記] 第3節 広島戦 スカパー

広島 0-2 浦和

 2014年型浦和の戦い方が完全に見えた。
 このまま我慢して戦えればかなり失点は減らせる。当然、得点も減るけど、バランスをとりながらそこをどうやって修正していくかが今季の課題になりそうだ。

 昨シーズンの場合は、浦和の2列目、特に元気の守備がユルユルなため後ろから上がっていく選手を捕まえられず、自由な攻撃を許す場面が多かった。身も蓋もない書き方をしちゃうと、好き放題やられていた。
 しかし、今季ははっきり違う。テレビ画面で見てすらわかる元気の変身ぶりだ。
 この日は、自分の一番得意とするパターンで得点も決めたし。乗ってくれることを願うばかり。

 それと、今節のハイライトは西川。なんて守備範囲が広いんだ。時にペナルティエリア外に出てクリアする姿は、ホントに頼もしい。
 相手が特徴をわかっている広島だからというのもあるんだろうが。
 ボールを持ってはピンポイントで矢のようなキックが凄まじい。あそこでボールロストする心配がないと、これほど安心して見れいられるんだね。

 試合自体は、手の内を知ったチーム同士の探り合いが続いて、見ている分にはそれほどおもしろくはなかったが、場面場面で常に浦和の選手が先手をとって、得点を決めるべき人が決めて完封勝利を収めた。
 完勝と言っても良いくらいだと思う。

 開幕から若干不調気味に見えた興梠がすばらしいヘッドを決めて先制点が取れたのが大きかったのだから、完勝は言い過ぎだとしても、アウェイでこれならば90点くらいあげてもいいと思う。
 危険な場面は前半何度かあったくらいで後半は、チャンスすら作らせなかったわけだし。
 浦和はゲームプラン通りだったと思う。
 
 旗と弾幕がひとつもない応援風景は初めて見た。
 今回の裁定については複雑な思いがある。
 「反省」とか「生まれかわる」とか「再発防止」とか「安全」とチームに言われてもピンと来なくて、困惑している人がほとんどでしょう。

 もちろん、リーグによって決められたことには従う。
 しかし、数人のサポが起こしたもめ事の責任をスタジアムに一度でも通ったことのある、あるいは行くかもしれない数十万人(もしかしたら数百万人)の連帯責任のように、応援を窮屈にさせるのは承服できない面もある。
 大人の自分は再発防止のために仕方ない措置だということは理性で理解できるが、スタジアム通い3年目のシーズンを迎えたわが家の中学生は納得できないようで、常々不満を言っていた。

 そんな息子が、この日の試合は「見たいという気持ちが起きない」とのことで、自室に籠ってしまった。
 弾幕を出していたわけでもないしゲーフラを掲げていたわけでもないので、自分に直接的なダメージはないんだけど、トラブルの大元というか根源が見えないまま、オトナの事情っぽい流れで応援に制限を設けて窮屈にさせられているのが納得できないようだ。

 無理強いするつもりは全然ない。
 父親としてひとこと言ったのは「選手はお前よりもっと関係なくね?」ということ。例の弾幕を掲出した馬鹿野郎はこの際おいといて、こんな雰囲気でも頑張る選手は応援しなくちゃならないんじゃね? ということ。
 静観したい。

 こんな人は、大人でも少なからずいるんだろうな。

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2014年3月11日 (火)

[雑記] 第2節 鳥栖戦

Urawa002

浦和 0-1 鳥栖

 鳥栖お得意のロングボール攻撃に対応したんだと思うが、ミシャ監督は右ストッパーに濱田を持って来て右ワイドに森脇を上げる布陣にした。
 濱田は上背のある専守防衛の人だから、浦和にしてみればやっぱり高さ対策なんだと思う。

 しかし、結果として、急造右サイドの濱田と森脇が絵に描いたような連携ミスをやらかして、安田にどフリーでクロスを上げさせてしまう。
 待ち構えた豊田はあっさりと永田を振り切ってゴール。

 これだけ見ると濱田の抜擢は失敗だったように見えるが、実はそうではなくて時に豊田に小突かれながらも、しっかりと密着してプレーをした濱田には賛辞を送りたい。
 失点を招いてしまった森脇との連携ミスは、その後もう一度くらいあったように記憶しているが、大事には至っていない。
 失点シーン以外の濱田は良かっただけに、本当に悔やまれる。

 今日の試合とガンバ戦を見る限り、浦和の守備意識は昨シーズンに比べて格段に上がっている。
 この日は槇野が前半ほとんど上がらず守備に徹していた。一方、右サイドの濱田は槇野の位置より高めに取っていることが多かった。槇野の守備意識なのか濱田に修正が必要なのかわからないが。

 鳥栖のロングボール攻撃にもしっかりと対応できていた。豊田につくのは永田だったり濱田だったりしたが、前述の通り濱田も臆することなく豊田に対応できていたと思う。
 資料を見ると鳥栖はシュート3本だったようだが、危険だったのは得点を決められたシーンだけで、ほかはピンチらしいピンチがなかった。
 それだけに、試合開始早々の失点が悔やまれる。
 尤も、鳥栖が早々に引きこもったせいもあるけどww。

 攻撃はこのままやっていけば良い。後ろを気にしながら前のめりの攻撃ができていたように思うが、残念ながら得点を決めることができなかった。
 ただし、サイドからのクロスはもっと考えて欲しいところ。

 この日は、槇野の上がる回数が少ないのでストロングポイント左サイドはほとんど機能しない。必然的にサイド攻撃は右の森脇が担うことが多かったが、アバウトなクロスばかりで得点の匂いがまったくしない。
 原口との連携で左で僅かなチャンスが生まれても宇賀神のクロスもいい加減なので、こちらもまた得点の生まれる気配が見えなかった。

 1点ビハインドの後半になると長短織り交ぜた怒涛の攻めを見せたが、いずれも実を結ばなかった。
 負けたのに負けた気がしないおかしな気分でスタジアムを後にした。
 時間をおいて振り返って見ると鳥栖に上手いことやられたのかも、と思い始めている。

 「でもさ、それほど悲観する内容じゃなかったと思うぞ」と子どもたちに言ったら「それ、どっかで見たコピペじゃん! モイーズだったかな(笑)」と言われてしまったww。

 ともかく、梅崎がんばれ。

Urawa001

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2014年3月 3日 (月)

[雑記] 第1節 G大阪戦 NHK BS

G大阪 0-1 浦和

 いくらJ2から上がってきたばかりとはいえ相手はガンバだ。
 練習試合で、永田をセンター那須を右ストッパーに起用したメンバーの守備が良かったみたいなので、興梠をワントップに李と原口のシャドー、両サイドに宇賀神と梅崎、ボランチに柏木と阿部、スリーバックに左から槇野、永田、那須。キーパーは西川。こんな布陣を予想していた。

 しかし、フタを開けてみれば、興梠、原口、梅崎、宇賀神、平川、柏木、阿部、槇野、那須、森脇、西川という、昨季とあまり代わり映えしない先発メンバーだった。
 目新しいのは先発でシャドー起用の梅崎くらい。それと西川。

 この日のガンバはあまり出来が良くなくて西川の出番は少なかったが、最初のワンタッチでテレビの画面からすら違いがわかってしまった。
 何より、ボールを保持してからの落ち着きが全然違う。
 昨季ゴールマウスを守ったキーパー2名には悪いが次元が違った。足下が上手くて視野が広い。コーチングが良いからか味方DFを動かして自在にパスコースを作っていく。
 見事だった。

 浦和は周知の通り、キーパーへのバックパスが非常に多いチームだ。
 理由は、この日の解説山本人間力が言っていたような「相手の守備に押されて下がる」だけじゃなくて、相手にゴール前を固められてしまい、こちらも手詰まりなので一旦相手にDFラインを上げてもらって、ゴール前にスペースを作ろうという意図もある。

 もちろん、これは両刃の剣であって、窮屈なスペースの中で相手と対峙しなければならないので、与しやすく感じる相手も多い。
 キーパーにボールを戻すと相手の前線が猛然とアタックしてきて、アタフタした昨季のキーパーは不用意なキックで簡単にボールロストさせてしまうシーンが何度もあった。こんなシーンが確実に減ると思う。
 それと、矢のような正確なフィードがすばらしい!! これもまた、昨季のキーパーとはモノが違った。

 これだけ後が安定していると、前にいるDF陣も安心感が違ってくるよね。
 こんなすばらしいキーパーを移籍金ゼロで取れたんだから、フロントのファインプレー以外のナニモノでもないだろう。
 この補強に難癖をつける人たちは、この日の西川を見てどう思っただろうか。

 キャンプ当初から「浦和が守備練習をしている」というニュースが伝わってきていた。
 この日の見どころは守備がどれだけできるかでもあったわけだけど、正直テレビの画面ではよくわからなかった。

 わかったのは元気がとても一生懸命守備をしていたということ。
 森脇も上がりを控えて専守防衛に努めていたこと。
 平川がとても効いていたこと。

 特に書いておきたいのが原口元気の変貌ぶり。
 元気の守備は、昨季浦和の最大と言ってもいいくらいの弱点だったので、この日くらい守備をしてくれれば、5-4-1の守備システムがしっかりと機能してくれそうな気がする。
 「器が人を作る」というくらいで、背中の9番が元気を成長させたのだとしたら、これもまたフロントのファインプレーかもしれない。

 ガンバには大変申し訳ないが往時の怖さはまったく感じなかった。
 宇佐美の不在が大きいのでしょうね。前まで運ばれてもシュートまでなかなかもっていけないので、ゴール前での怖さは全然なかった。
 
 ガンバとは昨季対戦してないとは言っても、智将健太は浦和攻略法なんてとっくに折り込み済だろう、と思ったら確かに研究していて興梠をはじめとしたボールの受け手はしっかりと押さえた。
 守備はしっかりと迫力があったが、攻撃に移るとシュートを打つ選手がいない。

 平川が藤春を封じ込めることができたことも大きいかもしれない。
 もし、ミシャ監督がガンバのストロングポイントの一つが藤春だと判断してそこに平川を当ててきたなら、先行きに少し光明が見えるような気がする。

 いずれにしろ、ホームチームのシュートを単発7本に抑え、こちらは2倍以上の15本を打って、なぜかなかなか勝てない開幕戦をアウェーで完封勝利は評価に値すると思う。

 しかし、問題は次節の鳥栖戦だ。
 鳥栖を相手にして自在な対応ができて初めて、今季のニュー浦和は期待が持てるような気がしている。
 ホーム開幕戦でもある。しっかりと成長した姿を見せて欲しい。

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